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セインツがOLトレバー・ペニングをチャージャーズへトレード、2027年7巡目指名権と引き換えに

2025年11月05日(水) 11:58

ニューオーリンズ・セインツのトレバー・ペニング【AP Photo/Tyler Kaufman】

現地4日(火)に設定されたトレード期限の直前に、ロサンゼルス・チャージャーズが強く必要としていた戦力を補強した。

ニューオーリンズ・セインツが2027年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、オフェンシブラインマン(OL)トレバー・ペニングをロサンゼルスに送ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。

足首の手術を予定しているオフェンシブタックル(OT)ジョー・アルトがそれによってシーズン終了となる中、ペニングにはチャージャーズの新たなレフトタックル(LT)を務めることが可能だ。このポジションについては、トレーニングキャンプでラショーン・スレーターが負傷してシーズン終了となって以来、選手を入れ替えながら補強が図られてきた。

チャージャーズはシーズン第4週のニューヨーク・ジャイアンツ戦で足首を負傷したアルトが離脱して以来、苦戦を強いられてきた。第4週の試合ではアルトの離脱を受けて敗北しており、そこから3戦中2試合も、クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートの守りが弱くなったことで落としている。アルトの復帰戦だったシーズン第8週のミネソタ・バイキングス戦では、強さを見せて勝利を収めた。

ペニングは今季6試合でセインツの先発レフトガードを務めたものの、ニューオーリンズの最初の3シーズンではタックル(先発23回)の経験もある。ノーザンアイオワ大学出身で、タックルのトッププロスペクトと目されていたペニングは、2022年NFLドラフトの全体9位で指名されている。

先週日曜日にテネシー・タイタンズに勝利した試合でアルトの代役を務めたのはジャマリー・サリヤーだった。タックルのボビー・ハートも負傷によって試合から離脱しており、チャージャーズのオフェンシブラインはさらに問題を抱える可能性がある。デプスチャートに残る選手は、オースティン・デキュラスとトレイ・ピプキンスだ。

ペニングには6勝3敗のチャージャーズがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)プレーオフを目指す上での答えになることが求められている。

その他のチャージャーズ関連のニュースとして、チームはディフェンシブバック(DB)ジャジール・テイラーをジェッツにトレードに出し、2028年条件付き7巡目指名権を獲得している。

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