故障者情報:ブラウンズQBグリフィン三世が接触プレーも可能に
2016年11月30日(水) 13:03現在バイウイーク中のクリーブランド・ブラウンズは先発クオーターバック(QB)についての決断を来週まで先延ばしにできる。ヘッドコーチ(HC)ヒュー・ジャクソンはその決定を下す際、ロバート・グリフィン三世の存在も考慮に入れる必要がありそうだ。
チームは現地29日(火)、グリフィンが接触プレーも可能になったことを明らかにした。今年3月、2年1,500万ドル(約16億8,400万円)でブラウンズと契約したグリフィン三世は今シーズン、フィラデルフィア・イーグルスとの開幕戦で利き腕側ではない方の肩を骨折した。
ブラウンズはこれまでにQBのコーディ・ケスラー、ジョシュ・マッコウン、チャーリー・ホワイトハースト、ケビン・ホーガン、さらにはワイドレシーバー(WR)のテレル・プライアーまでもを起用してグリフィン三世の穴を埋め合わせてきた。
【その他、29日までに判明している各チーム故障者情報】
1.ダラス・カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズはラジオ番組『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』の中で、セーフティ(S)バリー・チャーチ(前腕)が木曜日のミネソタ・バイキングス戦に間に合うであろうと語った。ジョーンズは加えて、チャーチの代わりを務めていたJ.J.ウィルコックスが太ももの負傷により、次の試合に出場しない予定であることも明かし、また、コーナーバック(CB)モリス・クレイボーン(鼠径部/そけいぶ)に関してはレギュラーシーズン中の復帰が“確実”であるとも言及している。
2.フィラデルフィア・イーグルスのHCダグ・ペダーソンはオフェンシブライン(OL)ブランドン・ブルックスが入院した翌日、「彼は吐き気を催してもどした。ときどき起こるような自然なことだ」と語った。ブルックス本人は火曜朝、『Twitter(ツイッター)』に「やっと退院だ」と投稿している。
ペダーソンはランニングバック(RB)ライアン・マシューズ(膝)に関しては、その日の状態によると語った。ワイドレシーバー(WR)ジョーダン・マシューズ(足首)は練習を回避させられたが、今週末のシンシナティ・ベンガルズ戦には出場が見込まれる。
3.シカゴ・ベアーズは正式に、ラインバッカー(LB)ダニー・トレバサン(膝)を故障者リストに登録。
4.ピッツバーグ・スティーラーズのHCマイク・トムリンはランニングバック(RB)ディアンジェロ・ウイリアムス(膝)の“状態は良好”と語り、ウィリアムスは今週の練習に参加する可能性がある。足を負傷しているWRダリウス・ヘイワード・ベイに関してトムリンは、“週ごとの判断になる”と明かした。
5.ミネソタ・バイキングスのRBエイドリアン・ピーターソン(膝)は火曜日、ランニングの練習をする姿が確認されている。
QBサム・ブラッドフォードは練習に復帰し、負傷していた足首に不安を感じさせない動きを見せた。これはNELネットワークのステイシー・デイルズが報じたもの。ブラッドフォードはこの練習後、制限付き参加者として登録されている。
6.カロライナ・パンサーズはセンター(C)ライアン・カリル(肩)、バックアップのCジーノ・グラコウスキー(膝)を故障者リストに登録したと発表。
7.アトランタ・ファルコンズはCBデズモンド・トゥルファント(胸部損傷)を故障者リストに登録。NFLネットワークのイアン・ラポポートはディフェンシブエンド(DE)エイドリアン・クレイボーンが3週間から5週間、戦線から離脱を余儀なくされたと報じた。また、ラポポートはクレイボーンが部分的に損傷した半月板の手術を行う予定であるとも伝えている。