ブラウンズQBサンダースがレイダース戦でNFL初先発へ
2025年11月20日(木) 10:00
クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)シェドゥーア・サンダースはシーズン第11週にNFLデビューを果たした。
そして、シーズン第12週に敵地で臨むラスベガス・レイダース戦で初めて先発を務めることになった。ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーが現地19日(水)に発表している。
サンダースはシーズン第11週に行われたボルティモア・レイブンズ戦で、同じく新人のディロン・ゲイブリエルが脳しんとうを発症したことを受けて出場。ゲイブリエルがリーグの脳しんとうプロトコルに入ったことで、サンダースはジョー・フラッコとゲイブリエルに続き、今季のブラウンズで先発を務める3人目のクオーターバックとなる。
サンダースが1週間を通してファーストチームの練習に参加するのは今回が初めてだ。
ステファンスキーHCは水曜日に「私は常に、すべての選手が快適にプレーできるようにしようと努めているつもりだ。シェドゥーアについても同じだ」と述べている。
「すべてのコンセプトを、彼が自信を持ってやれるものにしたい。もちろん、これまで何カ月も一緒にやってきて、彼に合うプレーが何かはよく分かっている。だからそういったものを重視していきたいし、彼も非常に熱心に取り組んでいる」
サンダースは23対16で敗れたレイブンズ戦で苦戦したことを認めており、その成績はパス16回中4回成功、47ヤード、インターセプト1回、パサーレーティングは13.5にとどまった。
プレシーズンや練習時に先発組と取り組む機会がなかったサンダースは、レイブンズ戦で初めてブラウンズの先発オフェンスとプレーすることになった。
殿堂入りしたディオン・サンダースの息子であるシェドゥーアは、父が指導者を務めるコロラド大学で活躍した後、2025年NFLドラフトで最大の注目を浴びた選手の1人となった。当初は1巡目指名が有力視されていたが、最終的にドラフト5巡目全体144位でブラウンズから指名されるという展開になったからだ。
サンダースはシーズン第12週にブラウンズと率いることで、すべての批判者たちが間違っていたことを証明するチャンスを得る。
【RA】



































