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シーズン第11週の週間最優秀選手にビルズQBアレン、パンサーズQBヤングらが選出

2025年11月20日(木) 13:17

カロライナ・パンサーズのブライス・ヤング【AP Photo/Brynn Anderson】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。2025年シーズン第11週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョシュ・アレン(QB/バッファロー・ビルズ)

現地16日(日)の試合で、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンは6つのタッチダウンを挙げ、一人で得点を量産した。バッファロー・ビルズはタンパベイ・バッカニアーズに44対32で勝利している。その活躍が評され、アレンは今季2度目、キャリア通算17度目となるオフェンス部門週間最優秀選手賞を受賞した。アレンは30回中19回のパスを成功させて、317ヤードとタッチダウン3回を記録。さらに、16回のキャリーで40ヤードを走り、地上でも3つのタッチダウンを挙げている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ブライス・ヤング(QB/カロライナ・パンサーズ)

2023年NFLドラフト全体1位指名でカロライナ・パンサーズに入団したQBブライス・ヤングが、キャリア最高かつフランチャイズ史上最高のパフォーマンスを見せ、自身初の週間最優秀選手賞に輝いた。ヤングはアトランタ・ファルコンズ戦で、パス45回中31回を成功させ、チームと自身の最多記録となる448ヤードをマーク。タッチダウン3回、インターセプトなし、レーティング123.2という成績でチームを30対27の勝利に導いた。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジョーディン・ブルックス(LB/マイアミ・ドルフィンズ)

今季NFLトップのタックル数を誇るマイアミ・ドルフィンズのラインバッカー(LB)ジョーディン・ブルックスが、スペインで開催された試合でも圧倒的な存在感を示した。ワシントン・コマンダース戦でタックル20回を記録し、延長戦の末にドルフィンズが16対13で勝利。これでブルックスの今季タックル数はリーグ最多の125回に達した。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジョーダン・デイビス(DT/フィラデルフィア・イーグルス)

サンデーナイトゲームでフィラデルフィア・イーグルスが16対9でデトロイト・ライオンズを下した一戦、その守備の中心にいたのがディフェンシブタックル(DT)ジョーダン・デイビスだ。チームが積み上げたパスブレイクアップ10回のうち3回を記録し、タックル1回も残している。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ウィル・ルッツ(K/デンバー・ブロンコス)

デンバー・ブロンコスのキッカー(K)ウィル・ルッツが、日曜日の試合を劇的な形で締めくくった。試合終了間際の35ヤードのフィールドゴールを決め、チームは22対19で勝利。AFC西地区での主導権を大きく引き寄せた。この日のルッツはエクストラポイント1回、54ヤードを含むフィールドゴール5回の計6回すべてを成功させ、完ぺきな内容だった。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
イーサン・エバンス(P/ロサンゼルス・ラムズ)

パンター(P)イーサン・エバンスは、ロサンゼルス・ラムズが21対19でシアトル・シーホークスに勝利した日曜日の試合で、卓越した働きを見せた。パント6回で平均42.2ヤードを記録し、そのうち4本を敵陣20ヤード以内に着地させている。さらに、ハイライト級の一本もあった。エバンスが放った50ヤードの正確なパントは、1ヤードライン内に落ちてからアウトオブバウンズに。その手本のようなキックで、残り1分50秒のシーホークスに打つ手を与えなかった。

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