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ジャイアンツQBダートはライオンズ戦欠場、ウィンストンが2試合続けて先発見込み

2025年11月22日(土) 07:24

ニューヨーク・ジャイアンツのジャクソン・ダート【AP Photo/Adam Hunger】

ジャクソン・ダートが再び欠場を余儀なくされる。

ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)マイク・カフカが現地21日(金)に、クオーターバック(QB)であるダートは引き続き脳しんとうプロトコル中であり、シーズン第12週に敵地で挑むデトロイト・ライオンズとの試合には出場しないと明かした。

ジャイアンツが24対20で敗れたシーズン第10週シカゴ・ベアーズ戦で脳しんとうを発症したダート。代役としてラッセル・ウィルソンが起用されるも、最終的にはベンチに下げられ、シーズン第11週はジェイムス・ウィンストンが先発を務めた。

グリーンベイ・パッカーズに惜敗した試合で試合終了間際にインターセプトを食らったものの、ウィンストンは29回中19回のパスを通して201ヤードを記録、シーズン第12週も先発出場すると見られている。

ダートは今週の練習に復帰し、当初はシーズン第12週の復帰を目指していた。今回の脳しんとうによる欠場を除けば、ダートはルーキーとして活躍を続けており、シーズン第4週に先発の座を任されて以降、解任された元ヘッドコーチのブライアン・ダボールがダートに信頼を寄せ、先発の座を与えたのか、その理由をすぐに証明してみせた。

ダートの運動神経、正確なパス、適切な判断力、常に最大限の努力を惜しまない姿勢は、長年、正QB不在に悩まされてきたジャイアンツファンを魅了し、チームがついに長期を託せる司令塔を見いだしたと確信を与えている。

ただ、ダートがジャイアンツの先発ラインアップに復帰するにはもうあと1週間は待たなければならない。

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