ブロンコスに暗雲、QBシーミアンが足を負傷
2016年12月01日(木) 11:55デンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)トレバー・シーミアンがまた別のケガを負った。
ヘッドコーチ(HC)ゲイリー・キュービアックは記者に対して、シーミアンは足を痛めているために水曜日の練習に参加しなかったことを明かした。キュービアックはシーミアンが足に固定具を装着しており、日々の経過観察が必要であるとも述べた。
シーミアンは記者に対し、自身の足の状態について“多少の痛みはあるが、そこまで激しいものではない”としたものの、今週末の試合に出場できるかどうかは未定であり、「そこまで時間がかかるとは思っていない。できたら短期間で何とかしたい」と語った。
『KUSA-TV』のマイク・クリスによると、シーミアンは先週の日曜日に行われ、まさかの敗戦を喫したカンザスシティ・チーフス戦のオーバータイムで負傷した。シーミアンはこの試合で5サックを浴びている。
2年目のシーミアンは第5週目に負傷した、利き腕ではない方の肩の状態がようやく上向いてきたところであった。シーミアンはチーフス戦でキャリアハイの368ヤード、3タッチダウンをマーク。キュービアックがドラフト7巡目指名のシーミアンから制限を取り払ってからというもの、ここ数週間の彼はブロンコス攻撃陣にとって必要不可欠な存在であった(3試合連続で2タッチダウン以上を記録)。
ブロンコスは日曜日にジャクソンビル・ジャガーズ戦を控え、シーミアンのステータスには慎重な姿勢を見せている。穴が多いオフェンシブラインを考えると、混戦の中でプレーオフ進出を目指すチームのQBに、さらなる強い当たりが来るのは避けられないだろう。もし、練習の欠席理由が単純に軽い調整のためであるなら、シーミアンには12月に入ってからの数日間も安静日が与えられるはずだ。