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【2016年シーズン】第13週サーズデーナイトフットボールの見どころ

2016年12月01日(木) 12:01

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコットとジェイソン・ウィッテン【AP Photo/Roger Steinman】

シーズンも第13週に突入し、早々とプレーオフ進出を決めようかというチームが現れてきた。

第12週の感謝祭ゲームでワシントン・レッドスキンズを31対26で下し、10連勝を達成したダラス・カウボーイズが第13週のサーズデイナイトフットボールでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区2位につけるミネソタ・バイキングス(6勝5敗)と対決する。

地区首位を走るデトロイト・ライオンズ(7勝4敗)と1ゲーム差のバイキングスは、この試合に勝利してライオンズとの距離を縮めたいところだ。対するカウボーイズはリーグトップの戦績(10勝1敗)を誇ってNFC東地区首位に君臨しており、カウボーイズが勝利し、かつ、タンパベイ・バッカニアーズがサンディエゴ・チャージャーズに敗戦するか引き分けするか、レッドスキンズが敗北した時点でプレーオフ進出が確定する。

カウボーズのベテランタイトエンド(TE)ジェイソン・ウィッテンは今季のチームの出来について次のようにコメントしている。

「今、このチームは間違いなく勢いに乗っている。このチームでプレーできることがすごく楽しいし、彼らのリーダーとしてチームに貢献できることを嬉しく思う。でも10連勝したからって優勝できるわけじゃない。ここからが勝負だと思っているし、成長を続けていく必要がある」

カウボーイズの新人ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットはここまで1,199ヤードを走り、プロ1年目にして大成長を遂げ、大いにチームの躍進に貢献してきた。クオーターバック(QB)ダック・プレスコットとエリオットの新人コンビは、今やリーグ最高の攻撃力を誇るカウボーイズ攻撃陣の要となっている。

そんなカウボーイズを本拠地に迎え入れるバイキングスは感謝祭ゲームでライオンズに16対13で惜敗。強敵カウボーイズではあるが、何とか白星を手に入れてプレーオフ進出に向けて勢いを取り戻したいはずだ。バイキングス守備陣は1試合平均17.5ポイントしか献上しておらず、これはリーグ最小を誇るシアトル・シーホークス(17.0)に次ぐ2位の成績だ。カウボーイズの爆発的なオフェンスをバイキングス守備陣がどこまで止められるかが試合のカギになってくるだろう。