第13週サーズデーナイトフットボールに、マイク・ジマーの姿はないかもしれない。

ミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ（HC）を務めるジマーが現地11月30日（水）夜に目の緊急手術を受けることになったとチームが発表した。そのため、翌12月1日に行われる試合に参加できるかどうかは分かっていない。

ジェネラルマネジャー（GM）のリック・スピールマンは声明の中で「マイク・ジマーが今夜、目の緊急手術を受けることになった。明日の試合でコーチングができるかどうかは定かではない。私とコーチや選手たちが面会し、マイクがダラス（カウボーイズ）戦のコーチができなかった場合には臨時のプランを立てている」と説明。

今月初旬のシカゴ・ベアーズ戦で試合中に目を引っかいたと明かしたジマーはその後、剥離（はくり）網膜の小規模な内科的治療を受けていた。

バイキングスの公式サイトを通じて「試合後、医師に見てもらったところ、診察を受けるようにと言われ、剥離網膜が見つかった」と明かしたジマーは「幸い、スコット・サンダーソン医師、そしてデビッド・ウィリアムズ医師が目の治療にあたってくれた」と続けている。

「先生からは措置を受けていなければ失明の恐れがあったと言われた」

ジマーによると、当時、片目で試合の映像を見ていたといい、老眼鏡をかけなければいけなかったとのこと。

ダラス・カウボーイズとぶつかるサーズデーナイトフットボールにジマーが不在となれば、バイキングスはおそらく、攻撃コーディネーター（OC）のパット・シューマー、あるいはオフェンシブラインコーチ（OLC）のトニー・スパラノに指揮を求める可能性が高い。

両コーチともヘッドコーチの経験がある。シューマーはブラウンズ、スパラノはドルフィンズで指揮官を務めた。また、シューマーは2015年にチップ・ケリーが離脱したのを受けてフィラデルフィアで1試合のみ臨時コーチを担当したこともある。スパラノもシーズン半ばでデニス・アレンが解雇された2014年にオークランドで臨時コーチとしてフィールドに立った。