バッカニアーズQBメイフィールドが軽度の肩の捻挫、MRI検査で判明
2025年11月25日(火) 08:47
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドが現地23日(日)に敗れたロサンゼルス・ラムズ戦で左肩の軽度の捻挫に見舞われたことが、月曜日に受けたMRI検査で判明したという。
情報筋はラポポートに対し、“望みうる限り最良の”診断だと述べている。
ヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズはこの報道が出る前、全体像を把握するためにMRI検査の結果を待っていると繰り返し強調していた一方で、初期の見立てとして非投球側の肩鎖関節を捻挫したと考えられていると説明していた。ボウルズHCはメイフィールドがシーズン第13週に行われるアリゾナ・カーディナルス戦を欠場するかどうかは現時点では判断できないとも述べていた。
メイフィールドの復帰時期について尋ねられたボウルズHCは「判断するには早すぎる。MRIの結果を待つつもりだ」と返答。
また、メイフィールドのケガは完治していない状態でプレーできる類のものなのかと質問されたボウルズHCは「まだ分からない」と答えている。
メイフィールドはラムズ戦の前半に肩を負傷し、途中退場した。メディカルテントでの診察を経て一度は試合に復帰し、第2クオーター最後のプレーでロングパスを試みたものの、見るからに痛がりながらフィールドに倒れ込んだ。試合後半に復帰することはなく、スリングを装着した状態でサイドラインで過ごしていた。
ベテランQBテディ・ブリッジウォーターが後半2クオーターで代役を務め、パス15回中8回を成功させて62ヤードを記録。ターンオーバーはなかったものの、2回のサックを喫し、得点にも導けなかった。
メイフィールドの状態は6勝5敗のバッカニアーズにとって重要だ。依然として地区内首位に立っているが、3連敗を喫したことにより、地区内での差も縮まってきている。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区で勢いを増している6勝5敗のカロライナ・パンサーズは、月曜夜にサンフランシスコ・49ersと対戦する予定だ。
メイフィールドの復帰時期については、今週が進むにつれてより明確な見通しが立つだろう。
【RA】



































