クオーターバック（QB）ジョー・バロウは待望の復帰を感謝祭の日に果たす見込みだ。

現地24日（月）、シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ（HC）ザック・テイラーがバロウは木曜日に実施されるボルティモア・レイブンズ戦に出場する見込みだと発表した。

『Cincinnati Enquirer（シンシナティ・エンクワイヤラー）』によると、テイラーHCは「彼は出場できるほど良い状態に見える」と述べたという。

バロウはシーズン第2週につま先を負傷して手術を受けてから試合に出ていなかった。

「確認済み」

Confirmed. pic.twitter.com/dtyuvsgbBQ

— Ian Rapoport (@RapSheet) November 24, 2025

ベンガルズ（3勝8敗）はバロウが不在の間にジェイク・ブラウニングとジョー・フラッコに先発を任せていたが、その間の成績は1勝8敗にとどまっている。10月にAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区のチーム同士で成立したトレードで加入したフラッコは、先発として見事なパフォーマンスを見せているものの、脆弱な守備がまたしてもチームを窮地に追い込んでいる。プレーオフ進出の可能性を残すには、今季の残り試合をすべて勝ち抜かなければならないだろう。

とはいえ、バロウが司令塔を務めれば、そのシナリオはより現実味を帯びるはずだ。ベンガルズは今後の3週間で、現在ピッツバーグ・スティーラーズと並んで地区内首位に立っているボルティモア・レイブンズと2度対戦する。

バロウはつま先を負傷してからわずか2カ月弱の11月10日に練習期間を開始。当初は少なくとも3カ月の離脱が見込まれていたが、先週には驚くべきことに2回の練習にフル参加し、ファーストチームの練習にも加わった。その後、金曜日には再び制限付きでの参加となり、シーズン第12週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦に向けてはクエッショナブル指定されていた。

結局、バロウは26対20で敗れたペイトリオッツ戦に出場しなかったが、先週の練習参加状況から、感謝祭の日に復帰する可能性は高いと見られていた。

バロウに加え、ワイドレシーバー（WR）ジャマール・チェイスも木曜日の試合に出場する見込みだ。チェイスはスティーラーズのコーナーバック（CB）ジャレン・ラムジーに唾を吐いた行為で出場停止処分を科され、シーズン第12週に欠場していた。

テイラーHCは月曜日に報道陣に対し、前回の試合で脳しんとうに見舞われたWRティー・ヒギンズはレイブンズ戦を欠場すると明かしている。

【RA】