ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック（QB）アーロン・ロジャースは左手首のケガを抱えているものの、故障者レポートから外れ、現地30日（日）に実施されるバッファロー・ビルズ戦に先発出場する見込みだ。

金曜日、スティーラーズのヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンは「彼は今日の練習にフル参加し、試合に向けて指定も受けていない。つまり、万全の態勢だ」と述べた。

シーズン第11週に勝利したシンシナティ・ベンガルズ戦で負傷したロジャースは、シーズン第12週に敗れたシカゴ・ベアーズ戦を欠場。その試合ではベテランQBメイソン・ルドルフが代役を務めた。

ロジャースはQBジョシュ・アレン率いるバッファロー・ビルズとの重要な一戦で復帰を果たすことになる。スティーラーズは直近3試合で2敗し、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区でのボルティモア・レイブンズに対するリードがわずか0.5ゲーム差にまで縮まっているため、ロジャースはチームの流れを変えることを目指すだろう。

次の試合はロジャースにとって歴史的な記録を残す場になる可能性もある。ロジャースの現在の通算パスヤードは6万4,921ヤードであり、あと79ヤードでリーグ史上5人目となる通算6万5,000ヤード到達を果たすことになるからだ。

今シーズン、ロジャースはパス289回中192回を成功させ（成功率66.4％）、1,969ヤード、タッチダウン19回、インターセプト7回を記録している。

スティーラーズ（6勝5敗）は日曜日のアメリカ東部時間16時25分【日本時間12月1日（月）6時25分】からビルズ（7勝4敗）と対戦する予定だ。

【RA】