ライオンズ戦で苦戦したWRピケンズについて心配していないカウボーイズHCショッテンハイマー
2025年12月10日(水) 09:37
ダラス・カウボーイズのワイドレシーバー(WR)ジョージ・ピケンズは先週に敗れたデトロイト・ライオンズ戦での様子が大きな話題となっている。ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーはピケンズとその状況について話し合ったと明かした一方で、ささいなことを大げさにするつもりはないと述べた。
『Fort Worth Star-Telegram(フォートワース・スター・テレグラム)』によると、ショッテンハイマーHCは現地8日(月)に「少し話し合った」と語り、こう続けたという。
「本人は“ショッティ、俺はベストな試合ができなかった”と言っていた。残念ながら、チームの誰もがベストを出せていなかったと思う。だがやはり、ジョージのフットボールやプレーすることへの愛情については心配していない。ご存じの通り、5、6週間もの間、彼はスポーツ界の話題の中心だった。“ジョージ・ピケンズを見ろ”とね。指導もプレーも、デトロイトでの試合で勝つのに十分ではなかった。打ち負かされた。それが現実だ」
ピケンズはライオンズに44対30で敗れた試合で、キャッチ5回、37ヤードという数字にとどまり、WRシーディー・ラムが脳しんとうで離脱した後は特にその苦戦が目立っていた。試合後、コーナーバック(CB)としてオールプロに選出された経歴を持つリチャード・シャーマンはピケンズのプレーを厳しく批判。いくつかのルートで努力が不足しており、相手選手にボールを弾かれる場面があったことを指摘した。ピケンズはそれに反発し、後に削除したソーシャルメディアへの投稿でシャーマンを非難した。
ピッツバーグ・スティーラーズでの3シーズンでは先週に浮上したような問題に悩まされ、浮き沈みを繰り返していたピケンズだが、カウボーイズ加入後は調子を取り戻し、13試合でキャッチ78回、1,179ヤード、タッチダウン8回を記録。それらはいずれも自己最高記録だ。
先週の苦戦が今後の試合に影響を及ぼすことを心配していないショッテンハイマーHCは、次のように述べている。
「ジョージはとにかくフットボールが好きなんだと思う。フットボールをプレーすることが大好きなんだ。多くの選手と同じように、ここは本来の自分でいられる場所なのだろう。彼が練習でも試合でも素晴らしいプレーを見せているのは、フットボールを愛しているからだと私は分かっている」
フィラデルフィア・イーグルスが月曜夜に敗れたことで、カウボーイズのプレーオフ進出への望みはまだ消えておらず、シーズン第15週にはミネソタ・バイキングスとの対戦に臨む予定だ。前回の試合でワシントン・コマンダースを圧倒したブライアン・フローレスDC(守備コーディネーター)率いるバイキングスに対抗し、プレーオフ進出への望みをつなぎ止めるには、ピケンズが集中力を切らさずにプレーする必要があるだろう。
【RA】



































