チーフスQBマホームズ、断裂したACLとLCLの修復手術が成功
2025年12月16日(火) 13:56
左膝のACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したカンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズが現地15日(月)に手術を受け、成功したとチームが発表した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、日曜日に敗れたロサンゼルス・チャージャーズ戦で負傷したマホームズは同じ手術で、断裂したLCL(外側側副靭帯/がいそくそくふくじんたい)も修復したという。
チーフスは声明で「パトリック・マホームズは今夜、ダラスでダン・クーパー医師のもと左膝のACL断裂を修復する手術を受け、成功した。マホームズはすぐにリハビリを開始する」と述べた。
選手が負傷した翌日にこれほど大掛かりな手術を受けるのは珍しいことだが、すぐにリハビリを始めることからも明らかなように、3度のスーパーボウル制覇を経験してスーパーボウルMVPにも輝いた経歴を持つマホームズは、2026年シーズン開幕に間に合うよう、一刻も早くフィールドに復帰する決意を固めている。
マホームズはチャージャーズ戦の試合終盤に負傷。この試合に16対13で敗れたことで、チームの10年連続のプレーオフ進出は途絶え、かつての強豪チームは次のオフシーズンに向けて多くの課題を抱えることになった。中でも注目されるのはマホームズの将来だろう。マホームズはキャリアを通して4試合しか負傷欠場したことがなく、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームより前にシーズンを終えたこともなかった。
チーフスのプレーオフ進出の望みが断たれたと同時に、マホームズのシーズンも終わったが、本人は復帰に向けてすぐに動き出している。
【RA】



































