パッカーズとの再戦を控え「その瞬間を楽しみにしている」とベアーズQBウィリアムズ
2025年12月17日(水) 10:16
現地14日(日)にクリーブランド・ブラウンズを31対3で圧倒した直後、シカゴ・ベアーズとそのクオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズはグリーンベイ・パッカーズとの大一番に向けてすぐに切り替える準備ができていた。
シーズン第16週の対決について質問されたウィリアムズは、即座にシーズン第14週にランボー・フィールドであと一歩のところで逆転できなかったことに言及。
『Chicago Sun-Times(シカゴ・サンタイムズ)』によると、ウィリアムズは「ああ、楽しみだ。最後の瞬間にインターセプトを喫したのは周知の事実だ。コール(ケメット、タイトエンド/TE)にひどいボールを投げてチャンスを逃してしまった。今は間違いなくワクワクしている。その瞬間を楽しみにしている」と語ったという。
ベアーズはパッカーズ戦の後半に10点差をつけられたものの、そこから巻き返しに成功し、第4クオーター中盤に同点に追いついた。
しかし、試合時間残り3分37秒で再びリードを奪われてしまった。ベアーズはその後に攻撃を進めたものの、エンドゾーンにいたケメットへのパスがうまく通らず、コーナーバック(CB)キーショーン・ニクソンによるインターセプトにつながった。
痛恨の敗北ではあったが、ベアーズは闘志を見せ、前半の不振を振り切って試合終盤に追い上げを見せた。
ヘッドコーチ(HC)ベン・ジョンソンはウィリアムズが再戦で同じ過ちを繰り返さないことを目指すと理解しており、本人が試合終盤に目を向けていたことも評価している。
月曜日、ジョンソンHCは「ケイレブが前回の試合の終わり方を気に入っていないのは良かった。誰も気にいるはずがないし、負けるのを喜ぶ者などいない。その気持ちを振り払う唯一の方法は、勝利を重ねていくことだ。それが私たちの目標だ」と述べた。
ベアーズはパッカーズ戦での敗北でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区における主導権を失ったものの、先週日曜日にブラウンズに勝利するとともにパッカーズがデンバー・ブロンコスに敗れたことにより、3試合を残して再び地区首位に返り咲いている。
土曜日の対決はベアーズのプレーオフ進出に大きな影響を及ぼす。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、ベアーズの現在のプレーオフ進出確率は71%とのこと。勝利すれば92%に跳ね上がり、敗れれば53%まで低下する。
残り3試合でパッカーズ、サンフランシスコ・49ers、デトロイト・ライオンズと対戦するベアーズは、自分たちがプレーオフ進出にふさわしいチームであることを証明しようとしている。
「準備はできていると思う」と語ったウィリアムズはこう続けた。
「勝利数の多いチームとも戦ったし、そうでないチームとも戦った。接戦も経験したし、大差で勝った試合もある。スペシャルチーム、オフェンス、ディフェンス、ランプレーなど、あらゆる場面で勝たなければならない相手とも戦ってきた」
「暑かろうが寒かろうが、どんな状況に対しても準備ができていると思う。俺たちはフィールドに出て戦う。それは分かっている」
【RA】



































