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ペイトリオッツTEグロンコウスキーが故障者リスト入りで今季終了

2016年12月04日(日) 09:24

ニューイングランド・ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキー【AP Photo/Bill Kostroun】

ニューイングランド・ペイトリオッツが抱いていたタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキー復帰の願いは完全に断ち切られた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地3日(土)、ペイトリオッツが2日に背中の手術を受けたブロンコウスキーを故障者リストに登録したと報じ、これでグロンコウスキーの今季終了が正式に告げられた格好だ。先週末にニューヨーク・ジェッツと対戦した際、深いボールを追って背中を痛めたグロンコウスキー。

活躍が有望視されていた矢先の突然のシーズン終了となったグロンコウスキー。本人が努力を怠っていたわけではなく、負傷という不運によるものだ。キャンプ中にはハムストリングを痛めて出遅れ、3週間前にはシアトル・シーホークスのセーフティ(S)アール・トーマスにヒットされて肺裂孔を患った。そこに背中のケガがとどめとなり、グロンコウスキーにとってもペイトリオッツにとっても残念なことに、シーズンに終止符が打たれることになったのだ。

ペイトリオッツにとっては最大にして最善のターゲットを失うだけではない。直接の成績にも響く。クオーターバック(QB)トム・ブレイディのパスレーティングはグロンコウスキー健在と不在では20.1ポイントも下がり、グロンコウスキー不在となればオフェンスに大打撃を与えることは間違いない。