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コルツQBラック、脳しんとうプロトコル終了で次戦出場へ

2016年12月04日(日) 11:38

インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラック【AP Photo/AJ Mast】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックがNFLの脳しんとうプロトコルを終了し、現地5日(月)に行われるニューヨーク・ジェッツ戦に出場できることになった。

3日には前日に続いて練習にフル参加しており、ラックは制限もなければ体調不良もないと語っている。

11月20日に対戦したテネシー・タイタンズとの試合で脳しんとうを発症したラックは第12週のピッツバーグ・スティーラーズ戦を欠場。チームは黒星を喫している。

5勝6敗でAFC南地区3位につけるコルツはタイタンズ(6勝6敗)、そして同地区首位のヒューストン・テキサンズ(6勝5敗)を追いかける立場だが、ラックの復帰とあればプレーオフ進出の希望もつながったと言えるだろう。

ラックは水曜日、「ただ座って見ているだけは楽しくない。プレーするのが楽しい。練習も楽しい。勝つのも楽しい」とコメント。

この状況は昨シーズンとは違う。第13週を迎えた時点で、コルツは6勝5敗で地区首位に立っていたが、ラックが腎臓を損傷して離脱を余儀なくされ、最終的に8勝8敗でプレーオフ進出を逃している。

ヘッドコーチ(HC)を務めるチャック・パガーノは「全選手に出場していてもらいたいと思うものであり、もちろん、アンドリューに関してはフィールドになくてはならない存在だ。これには皆が喜んでいることだろう。何が起きようとも、このチームは対応する。それが何であろうと関係ない。どういう状況になろうともチームは応えてくれる。昨年のような逆境に遭遇したとしても、試合に勝つ方法を見いだす。時に誰かがいない状況で戦わなければならないこともある。ただ、今はそうでないことを願う」と述べた。

背中を負傷しているワイドレシーバー(WR)T.Y.ヒルトンはマンデーナイトフットボールを前にクエッショナブル登録されている。