現地25日（木）、クリスマスゲームの1戦としてデトロイト・ライオンズがミネソタ・バイキングスと対戦した。バイキングスの本拠を舞台としたこの試合の結果、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）のプレーオフ戦線に新たな動きが生じている。

デトロイト・ライオンズがミネソタ・バイキングスに23対10で敗れたことにより、グリーンベイ・パッカーズがNFC北地区のライバルから素敵なクリスマスプレゼントを受け取った。ライオンズ対バイキングス戦の結果を受けてパッカーズのプレーオフ進出が確定するとともに、ライオンズがプレーオフ争いから脱落している。

土曜夜にボルティモア・レイブンズを迎え撃つパッカーズは、マット・ラフルアーHC（ヘッドコーチ）の指揮下で7シーズン中6度目、かつ3年連続のプレーオフ進出を果たすことになった。

パッカーズには依然としてNFC北地区制覇の可能性も残されているが、今季残りの2試合でベアーズが1勝するか、あるいはパッカーズが1敗すれば、地区王者の座とホームフィールドアドバンテージはベアーズに渡ることになる。

一方、ダン・キャンベルHC率いるライオンズにとって木曜日の敗北は残念なシーズンを象徴する結果となった。2年連続で地区制覇を果たしたライオンズだが、今季の成績は8勝8敗となり、プレーオフ進出を逃している。

【RA】