ステファンスキーHCの解任を受け「それがリーグの現実だ」とブラウンズQBサンダース
2026年01月07日(水) 14:08
クオーターバック(QB)シェドゥーア・サンダースはNFL入りするまで父親のディオン・サンダースの下でプレーしていた。現地5日(月)にクリーブランド・ブラウンズがケビン・ステファンスキーを解任したことで、サンダースはキャリア最初の2シーズンで2人のヘッドコーチ(HC)から指導を受けることになった。
ブラウンズがシンシナティ・ベンガルズを20対18で下してシーズンを終えた翌日、サンダースは次のヘッドコーチを心待ちにしているようだった。
チーム公式記録によると、サンダースは月曜日に「ほんの数秒前に知ったばかりだ」と語り、こう続けたという。
「でも、結局は考え方の問題だと思う。こういうことは起こるものだし、それがリーグの現実だ。だから前へ進み、次のヘッドコーチのために個人的に改善できる部分に集中していくだけだ」
父親の指導を受けながら育ったサンダースは、殿堂入り選手である父に付き従ってジャクソン州立大学とコロラド大学でプレーしていた。ドラフト5巡目指名を受けてNFL入りしたサンダースは、ステファンスキーHCの指揮下で臨んだ1年目に慣れるのに時間がかかっていたが、今後はブラウンズが次に採用するヘッドコーチと新たな関係を築くことになる。
「ああ、今年は父さん以外のヘッドコーチの下で挑む最初の年だった」と語ったサンダースは次のように続けた。
「だから、最初から調整が必要だったけど、それは良い経験だった。これまでと違う環境で違う関係を築くのは、いつだっていい経験になるし、人生の目標や教訓にもなる。そういうものを積み重ねていけば、どんな状況にも対応できる。この1年はまさにそんな感じだった」
サンダースはシーズン第12週に先発として起用され、ラスベガス・レイダースに24対10で勝利した。シーズン終了までに先発として3勝5敗の成績を残し、連勝でシーズンを締めくくっている。サンダースは212回のパスを投げて成功率56.6%、1,400ヤード、タッチダウン7回、インターセプト10回を記録。日曜日にはブラウンズの勝利につながるキャリア初の決勝ドライブを成功させた。
サンダースは腕力を発揮し、フィールドを広く使おうとする意欲も示していた。精彩を欠く攻撃陣の中でサンダースが見せた爆発的なプレーは、将来の可能性を感じさせるものだったと言えよう。パスの精度やプレーを長引かせる能力も強みだ。しかし、改善すべき点も多い。次期ヘッドコーチの下では判断速度を上げ、ポケット内で迷走せず、ターンオーバーやネガティブプレーを減らす必要がある。サンダースはシーズン終盤に5試合連続でターンオーバーを犯し、4試合連続でパサーレーティングが80を下回っていた。
ステファンスキーHCの解任後もジェネラルマネジャー(GM)を務めるアンドリュー・ベリーは、サンダースについて「まだまだ成長の途上にある」としつつ、ポジティブな面も見られたと指摘している。
シーズンを通して自身が成長したと考えているとサンダースは、次のようにコメントした。
「できることはやったと思う。いろんな出来事から確実に成長したし、経験も積んだ。だから、自信に関してはいつも通りだ。でも、人事についてはどうにもできない。俺が判断することじゃないし、他の人がどう感じるかについて話せるわけでもない」
ベリーGMはQB市場で“動きを見せる”つもりだとし、新ヘッドコーチの意見も聞くことになると述べた。ヘッドコーチの採用は、サンダースが2026年シーズン開幕をブラウンズの先発として迎えるかどうかに大きく影響するだろう。
【RA】



































