バッカニアーズHCボウルズが5年目も続投へ
2026年01月08日(木) 08:57
今シーズン、トッド・ボウルズHC(ヘッドコーチ)率いるタンパベイ・バッカニアーズのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区での連覇は途絶えてしまった。
しかし、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地7日(水)に伝えたところによると、プレーオフ進出を逃し、より高い期待に応えることができなかったにもかかわらず、ボウルズはヘッドコーチとして5シーズン目を迎える見込みだという。
水曜日、ボウルズは『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』にテキストメッセージで、2026年に続投することを伝えていた。
ボウルズは2022年シーズンを前に引退したブルース・エリアンスの後継者として指名されて以来、ヘッドコーチとしての4シーズンでバッカニアーズを35勝33敗に導いてきた。バッカニアーズは2021年から4年連続でNFC南地区制覇を果たし、2021年はエリアンス、それ以降の3年間はボウルズがその指揮を執っていた。
今シーズン開幕前には期待が高まっていたが、バッカニアーズは6勝2敗の好スタートを切った後に失速。最後の9試合で7敗を喫し、プレーオフ進出を逃した。シーズン最終戦ではカロライナ・パンサーズを下したが、地区王者の座はパンサーズの手に渡っている。8勝9敗と不本意なシーズンだったが、ボウルズは自身の経歴が5年目の続投に値すると確信していた。
バッカニアーズのオーナーであるグレイザー家も、明らかにそれに同意している。
ボウルズが4シーズンで3度の地区優勝を果たしたことは確かに評価できるが、NFC南地区は近年、NFLで最も低迷している地区の1つと見なされてきた。ボウルズ率いるチームは2度も勝率5割を下回り、最も成績が良かったのは2024年シーズンの10勝7敗だった。プレーオフには3度進出したが、ボウルズの指揮下でバッカニアーズが勝ったのはわずか1試合に過ぎない。
バッカニアーズは2025年シーズン序盤に昨季の10勝を上回る勢いを見せ、クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドらの活躍で接戦をものにして6勝2敗の好スタートを切った。しかし、時が経つにつれてその勢いは失われていった。
シーズン序盤にランニングバック(RB)バッキー・アービング、ワイドレシーバー(WR)マイク・エバンス、WRクリス・ゴッドウィンらがケガを抱えていたにもかかわらず、バッカニアーズは困難をはねのけていた。しかし、メイフィールドが11月下旬に非投球側の肩を負傷し、パフォーマンスが低下。さらに、バッカニアーズには他にも対処できない問題があった。
ボウルズの得意分野である守備において、今季のバッカニアーズは被得点で20位、被ヤードで19位にとどまっている。その2分野でトップ15圏外となったのは2年連続のことだ。
バッカニアーズは3連敗を喫した後、シーズン第13週にアリゾナ・カーディナルスを20対17で下した。その時点では7勝5敗で地区優勝への道はまだ十分に残されていたが、その後の4試合で勝率5割未満のチームに敗北。プライムタイムでアトランタ・ファルコンズに敗れた際には、普段は冷静なボウルズが試合後の記者会見で乱暴な言葉遣いを見せる事態となった。
2025年シーズンにバッカニアーズの不振を食い止める方法は見つからなかったが、62歳のボウルズには2026年に状況を立て直す機会が与えられる。
バッカニアーズのオフシーズンが予想より早く始まった中、ボウルズとジェネラルマネジャー(GM)ジェイソン・リヒトは多くの人事面の課題に対処していくことになるだろう。アウトサイドラインバッカー(OLB)ラボンテ・デービッドは引退するかもしれない。デービッドと同様に、チーム史上屈指のWRマイク・エバンスやOLBハサン・レディック、コーナーバック(CB)ジャメル・ディーン、RBラシャード・ホワイト、タイトエンド(TE)ケイド・オットンがフリーエージェント(FA)となる見込みだ。また、期待外れのシーズンを受けて、スタッフの変更もいくつか行われる可能性がある。
【RA】



































