スティーラーズHCトムリンの去就を巡る声を「黙らせることができて気分がいい」とQBロジャース
2026年01月09日(金) 12:02
クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは、自身にとって4年ぶりとなるポストシーズン進出を果たせたことを喜んでいるが、それだけではない。ピッツバーグ・スティーラーズがプレーオフ進出を決めたことで、ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンの将来を巡る議論が収まったことについても、安堵(あんど)している。
「6勝6敗の時点では、このまま失速してシーズンを終えるんじゃないかと考えていた人が多かったと思う。その先に何が起きていたかは分からない」とロジャースは、トムリンの立場が危ういのではないかといううわさやファンの声に触れつつ、『93.7 The Fan(93.7・ザ・ファン)』に語った。
「この中にいる多くの人も、公の場でも、あるいは内々でも、マイクが解任されるんじゃないかと話していたはずだ。だから、そういう声をすべて黙らせることができて気分がいいよ」
ロジャースとスティーラーズは現地4日(日)夜にボルティモア・レイブンズとの手に汗握る接戦を制し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区の優勝と、それに伴うプレーオフ進出を決めた。
『ESPN』によれば、ロジャースは「彼を批判するために、何かしら材料を見つけなきゃいけなかったんだろう。マイクはたぶん、俺と似たタイプだ」と語ったという。
「そういうコメントのことなんて、ほとんど気にしていないと思う。でも、俺たちはみんな彼のことが大好きだ。彼のためにプレーしたい、勝ちたいと思っているから、それができてうれしい」
ロジャースにとって重要なのは、月曜日に控えるヒューストン・テキサンズとのワイルドカードゲームに至るまでに何があったかではない。スティーラーズにとってのチャンスは、まだこの先にある。
「ここからは仕切り直しだ。誰にでもチャンスがある。直近5試合で4勝しているから、俺たちにだって可能性は十分ある」とロジャースは言う。
ロジャースはここまでのスティーラーズでの経験から、多くのものを得ている。ニューヨーク・ジェッツで過ごした厳しい2年間から立て直し、スティーラーズを2020年以来となる地区優勝へと導いた。ニューヨークでの日々を振り返りつつ、ロジャースはスティーラーズについて「この船には穴が空いていない」と表現し、それは「自分が以前にいた環境とは正反対だ」と語っている。
スティーラーズがプレーオフで敗れれば、トムリンとロジャースの来季の去就を巡る議論が再燃する可能性はある。それでも、浮き沈みのあるシーズンを経験してきた中で、42歳のQBは、ここまでの今季について新鮮さを感じていると語った。
「こういうシーズンを戦いながら、フットボールそのものに集中できて、周囲に余計なくだらない雑音があまりなかったのは、本当に良かった」とロジャースは話している。
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