解雇された兄ジョンは次の仕事に「人類がいまだ知らない熱量をもって取り組む」だろうとチャージャーズHCジム・ハーボー
2026年01月09日(金) 11:53
ボルティモア・レイブンズでの18シーズンの多くで成功を収めてきたジョン・ハーボーがヘッドコーチ(HC)の任を解かれたとのニュースが現地7日(火)に報じられた際、現在のコーチングサイクルをひっくり返す波がNFL界全体に及んだ。
ハーボーがフリーのコーチの中でナンバー1の存在と目される一方、レイブンズは空席のある中で最も魅力的だと見られている。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)でハーボーと同時期に活動してきた人物が、ハーボーのことを最高のコーチだと考えているのも驚きではない。
ロサンゼルス・チャージャーズHCのジム・ハーボーは水曜日に「ジョン・ハーボーは私の知る中で最高のコーチ。私が見てきた中で1番優秀だ。私は彼の弟だから、バイアスがかかっているかもしれないけどね」と話している。
62歳のジム・ハーボーは、63歳の兄ジョンと戦うのがいかに大変なことかを身をもって知る1人。2人の対決では、ジョンが3勝0敗をマークしている。
NFLで2番目に長い在任期間である18シーズンを過ごしたジョン・ハーボーは、火曜日にレイブンズから解雇された。レイブンズのヘッドコーチとして180勝113敗を記録しており、これはレイブンズの他の歴代ヘッドコーチより100勝以上多く、NFL史上14位の成績だ。その中で、レイブンズはAFC北地区タイトルを6回獲得し、プレーオフに12回進出。第47回スーパーボウルでは、弟ジム率いるところのサンフランシスコ・49ersを破っている。
ヘッドコーチ職に空きのあるNFLチームは、レイブンズを含めて7チームある。ジョン・ハーボーは多くのチームの候補者リストの上部に入るだろう。ジムにとって不運なことに、次の行き先として可能性のあるチームのうち3つ――クリーブランド・ブラウンズ、ラスベガス・レイダース、テネシー・タイタンズ――がAFCのチームであり、レイダースはチャージャーズと同じAFC西地区に所属する。ジムは今後も“ハーボーボウル”が続く可能性を覚悟しているようだ。
「彼は来年もヘッドコーチを務めるだろう。何らかの形で、彼と戦うことになるだろうね」とジムは話した。
とは言え、同じカンファレンスにはならないことを今も願っているという。
「彼にも言ったんだが、どこのチームに行こうが、そこは手強くなる。NFCであることを願うばかりだよ」
また、ジムは兄の解雇の知らせに“多くの人々と同様に”驚いたともつけ加えた。
チャージャーズが2026年にレイブンズと対戦する上で、兄の元チームという事実から、ジムにはいつも以上の動機が加わるかもしれない。
雇用サイクルが本格化し、チャージャーズにはニューイングランド・ペイトリオッツとのプレーオフ戦が控えている中、ジムは兄ジョンが今回の解任を受けてリフレッシュし、気力と情熱をもって次の仕事にアプローチすることを心の底から確信している。
「次の機会には、彼は人類がいまだ知らない熱量をもって取り組むはずさ」とジムは話した。
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