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QBジョーンズはコルツで「明るい未来」を築けるとバラードGM

2026年01月09日(金) 14:25

インディアナポリス・コルツのジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードとダニエル・ジョーンズ【NFL】

インディアナポリス・コルツは8勝2敗と好スタートを切った後に7連敗を喫したチームの立て直しに取り組んでいる。最も重要で差し迫った問題はクオーターバック(QB)ポジションだ。コルツではダニエル・ジョーンズとアンソニー・リチャードソンがシーズン終了につながるケガに見舞われ、フィリップ・リバースの現役復帰の試みも失敗に終わった。

2026年にヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンとともにコルツに残留することが発表された後、ジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードは現地8日(木)に今季の結果について「間違いなく失望している」とコメント。その一方で、バラードGMは前向きな見方も示し、チームがすぐに再び競争力を取り戻せる可能性はあると示唆した。

「悪いことばかりではなかった。8勝2敗の成績は事実で、幻ではなかった。私たちは調子が良く、良いフットボールをしていたのだ」とバラードGMは述べている。

コルツが軌道からそれたのは、足の骨折を抱えながらプレーを続けていたジョーンズがシーズン終了を意味するアキレス腱(けん)のケガに見舞われたときだった。バラードGMは回復時期について慎重な見解を示した一方で、年齢や体質を考慮し、ジョーンズの回復力を信じているようだ。

「私は医者ではないし、将来的に彼の回復がどうなるかを知っている神でもない。過去に復帰した選手たちの実績は良好だったし、彼らはダニエルより年上だった」とバラードGMは話している。

「ダニエルは28歳で、運動能力に関してはかなり異例の才能を持っている。だからまあ、彼が復帰できると確信している。すぐに以前の姿に戻るかと聞かれれば、そうではないかもしれないが、それでも十分に活躍できるだろう」

事態を複雑にしているのは、ジョーンズが無制限フリーエージェント(UFA)であると同時に、リハビリ次第では2026年シーズン開幕に間に合わない可能性があることだ。それでも、バラードGMはジョーンズがコルツの計画に含まれていることを示唆しているように見える。

「ダニエル・ジョーンズにはインディアナポリスで非常に明るい未来があると思っている」とバラードGMは語り、こうつけ加えた。

「(復帰の意思は)お互いにあると思う。ダニエルはこの組織にとても合っていたし、この組織と街もダニエルに合っていたと思う」

リチャードソンが眼窩(がんか)骨折から回復中のタイミングでジョーンズが負傷したことは、事態を悪化させた。リチャードソンは自身とコルツのシーズンを立て直す機会を奪われ、コルツはリーグを離れて4年以上経過していたリバースを現役復帰させる必要に迫られた。バラードGMは木曜日、トレード期限までに別のQBを獲得しようとしていたが、実現できなかったと明かしている。

2025年シーズン中に復帰できなかったリチャードソンのインディアナポリスでの将来は不透明なままだ。リチャードソンが来季もコルツでプレーする余地はあるのだろうか。

バラードGMは「それは非常に妥当な質問だ」と述べ、こう続けている。

「アンソニーには心から満足していた。ダニエル・ジョーンズを先発に指名した後でも、それは分かっていただけるだろう。残念ながら、アンソニーは不運に見舞われた。アンソニーは着実に力をつけていた」

「アンソニーについてはこう言える――彼は素晴らしいチームメイトだ。決して不機嫌になったり文句を言ったりせず、バックアップクオーターバックとして素晴らしい仕事をしていた。ところがロッカールームで思いもよらぬ事故に遭ってしまった。時が経てば分かるだろう。まだ視力の問題もあるし、将来どうなるかは見ていく必要があるが、彼はちょっとした不運に見舞われたのだ」

コルツは2025年ドラフト6巡目で指名したQBライリー・レナードも擁している。当初ジョーンズの代役を務めていたレナードは、リバースを抑えて先発に起用されたシーズン第18週に好プレーを見せていた。

今後、コルツはどのクオーターバックを残し、どの選手を外部から補強すべきかを見極めなければならない。アンドリュー・ラックが数年前に突然引退して以来、このポジションはほぼ常に混乱状態にある。

バラードGMは「クオーターバックを常に追いかけるのは大変だ。ミスが許される余地がどんどん狭まっていく」と語った。

【RA】