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日曜日の対戦を前に、初めてイーグルスに敗れたプレーオフゲームを振り返る49ersのQBパーディー

2026年01月10日(土) 08:59

サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【Cooper Neill via AP】

クオーターバック(QB)ブロック・パーディー率いるサンフランシスコ・49ersは現地11日(日)に敵地でフィラデルフィア・イーグルスとのプレーオフゲームに臨む。パーディーは今回こそ途中で離脱することなく、1シリーズ以上プレーしたいと考えている。

3年前、パーディーはチームを率いてフィラデルフィアで実施された2022年シーズンNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに挑んだが、最初のシリーズでUCL(内側側副靱帯/ないそくそくふくじんたい)を断裂。バックアップを務めていたジョシュ・ジョンソンが第3クオーターに脳しんとうを起こした後、パーディーは復帰したものの、動きは明らかに制限されており、残りの時間では精彩を欠くパスを3回試みるにとどまった。

この試合はクオーターバックたちの負傷が影響し、イーグルスが31対7で圧勝する結果に。これがきっかけとなり、NFLは緊急時の3番手クオーターバックルールを導入することになった。

ドラフト最下位指名を受けてから年俸5,300万ドル(約83億6,806万円)のクオーターバックに成長したパーディーは、プレーオフでの再戦を前に、負傷した当時からここまでの道のりを振り返ることはあるかと質問されている。

チーム公式記録によると、パーディーは「少しはね。でもそんなにない」と答え、こう続けたという。

「もちろん、あのケガから回復してスーパーボウルに出場し、その後さらに3シーズンプレーできたことには感謝している。でも、何よりも今は2025年シーズンを素晴らしい形で締めくくり、新しいチームや戦術に対抗することが大事だし、そういう心構えで臨むつもりだ。もちろん、フィリーについては現地で経験したからよく分かっている。あの環境も、ファンも、すべてね。今は過去を振り返ったりすることなく、準備を整えることに集中している。2022年シーズンでの出来事があった後、2023年にもあそこでプレーした。つまり、それは過去のことだと思っているし、前に進む準備はできている」

パーディー率いる49ersは2023年レギュラーシーズンにイーグルスを42対19の大差でねじ伏せた。当時のイーグルスはこの敗北をきっかけに勢いを失い、最終的にプレーオフ初戦で敗退している。

2022年のポストシーズンでの負傷を振り返ったパーディーは、その瞬間にキャリアに影響があるかもしれないという懸念を抱いたと明かしている。

「2022年のこと? そうだな。UCLを断裂した。クオーターバックとして、ボールを投げる選手として使う靭帯だから、当然、自分の将来やケガからの復帰について考え始めることになる。それに年の終わりだったから、シーズン開幕に間に合うのか、先発として戻れるのかって、そんなことを考えていた。その瞬間はそういうふうに感じていたけど、今はもう前に進み、準備ができている」

パーディーは2023年にプロボウルに選出され、前回のオフシーズンに契約延長を実現した。2025年シーズンにつま先のケガで8試合を欠場していなければ、今回のポストシーズンではさらに高い評価を受けていたかもしれない。

日曜日、パーディーは負傷者が続出している49ersを率いて敵地に乗り込む。多くの主力選手を欠く中、パーディー自身もシーズン第18週から続く肩の問題に悩まされている状況だ。対する相手は、守備コーディネーター(DC)ビック・ファンジオが率い、シーズン第10週以降に1試合あたりの失点をわずか15.6点、パス成功率を54.3%に抑えている脅威のイーグルス守備陣だ。

パーディーは再びイーグルスと対戦することについて次のようにコメントしている。

「イーグルスというチームの本質は、本当に優れた組織であり、毎試合全力を尽くすチームという観点で、あまり変わっていないと思う。彼らに対抗するには自分たちもベストを尽くさないといけない。つまり、俺たちはみんなそう感じているし、その感覚は前と同じだ」

【RA】