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2025年AP通信NFL守備部門年間最優秀新人賞はブラウンズLBスウェシンジャー

2026年02月06日(金) 16:02

クリーブラウンド・ブラウンズのカーソン・スウェシンジャー【NFL】

大学時代にウオークオンだった選手がNFLで最も名誉ある賞の1つを手に入れた。

現地5日(木)にサンフランシスコで行われたNFL Honors(NFLオナーズ)で、クリーブランド・ブラウンズのラインバッカー(LB)カーソン・スウェシンジャーが2025年AP通信NFL守備部門年間最優秀新人賞を受賞した。

スウェシンジャーはディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットが満場一致で守備部門年間最優秀選手に選ばれた後、木曜日に栄誉を手にした2人目のブラウンズ選手となった。1位投票の全50票中40票を獲得したスウェシンジャーとギャレットは、2003年にボルティモア・レイブンズに所属していたテレル・サッグスとレイ・ルイスが達成して以来、同じチームの選手が年間最優秀新人賞と年間最優秀選手賞を同時に獲得した初のケースとなっている。他に1位投票を集めたのは、シアトル・シーホークスのセーフティ(S)ニック・エマンウォリ(7票)、アトランタ・ファルコンズのDEジェームズ・ピアースJr.(2票)、Sゼイビア・ワッツ(1票)だ。

2025年ドラフト全体33位で指名されたスウェシンジャーはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)でウオークオンとして無名だった選手から、2024年にはオールビッグ10のファーストチームに選出されるまで成長し、NFL入りに向けて評価を高めていた。ジェレマイア・オウスコラモーアが首の深刻なケガに見舞われたことを受けてラインバッカーを必要としていたブラウンズは、ドラフト2巡目の最初の指名権でスウェシンジャーを獲得。この動きは多くの人を驚かせたが、その投資は最初のシーズンに実を結んでいる。

運動能力が高く、ボールキャリアーに詰め寄る天性の直感と身体能力を兼ね備えているスウェシンジャーは、新人でありながらブラウンズファンからの支持とリーグ全体からの評価を瞬く間に獲得した。2025年シーズンはNFLで6番目に多い156回のタックル(うち11回はフォーロス)を記録し、サック2.5回、パスディフェンス3回、インターセプト2回をマーク。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』による評価ではNFLの全ラインバッカーの中で21位にランクインした。また、スウェシンジャーは耐久力の高さも示し、ブラウンズのトータル守備スナップ(956回)の97%に参加。シーズン第17週に臨んだライバルのピッツバーグ・スティーラーズとの一戦では大腿四頭筋のケガを抱えながらプレーし、シーズン第18週に故障者リザーブ(IR)に登録された。

スウェシンジャーはNFLキャリア最初の2カ月でブラウンズファンの心をつかみ、すぐにチームの伝説的な元LBクレイ・マシューズJr.と比較されるようになった。マシューズJr.もロサンゼルス出身で、大学時代を南カリフォルニア大学(USC)で過ごした後、1978年にドラフト1巡目でブラウンズに加入している。

マシューズJr.のレベルに達するのはどのラインバッカーにとっても難しいことだが、ルーキーシーズンの活躍ぶりを見る限り、スウェシンジャーが比較対象となるのは妥当だと言えよう。

リーグで4位にランクインしたブラウンズ守備陣で重要な役割を果たしたスウェシンジャーは、新たなトロフィーを手に携え、2026年シーズンにルーキーシーズンの成果をさらに伸ばすことを目指すはずだ。

【RA】