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適切な環境が整えば2026年の復帰も見込まれるQBデレック・カー

2026年02月09日(月) 09:41

ラスベガス・レイダースのデレック・キャリアー【AP Photo/Tyler Kaufman】

数カ月前のクオーターバック(QB)デレック・カーは、引退からの復帰の可能性について問われた際「絶対にないってことはない。俺が絶対にないって言うと、大体起きてしまうって分かったから」と答えていた。

まさに、そうなるかもしれない。

複数の情報筋が『The Insiders(ジ・インサイダーズ)』に話したところによれば、レギュラーシーズンからプレーオフにかけて、今季にクオーターバックの負傷が相次いだことから、複数のチームがカーの様子をうかがい、かつてニューオーリンズ・セインツのフランチャイズパサーだったカーが引退からの復帰を考慮するのか、情報を集めようとしていたという。

その取り組みは今も続いている。フリーエージェンシー、トレード、ドラフトでの選択肢が限られ、クオーターバックの状況が不確かなオフシーズンになる中、適切な条件が整えば、カーも1つの答えになり得るだろう。

カーとの契約を保持しているのは、今もセインツだ。しかし、タイラー・ショーが印象的なルーキーシーズンを送ったこと、また、カーのニューオーリンズ時代が友好的な終わりを迎えたこと、そして、両サイドがサラリーキャップの問題にいかに取り組んできたかを踏まえれば、停止されたこの契約がハードルになるとは考えにくい。セインツはトレードに補償を求めるかもしれないが、セインツの未来がない選手のトレードに対して、法外な額を要求することはないはずだ。

34歳のカーは昨年5月に引退を決断。肩の関節唇断裂とローテーターカフの損傷が理由であり、手術による治療は可能だったが、そうなるとシーズンが危ぶまれる状況だった。その後、カーは数カ月の休養をとっており、情報筋によれば、肩の反応も良かったという。シーズンが進むに連れ、カーはゆっくりとリハビリを開始していた。今は肩の状態が良くなり、通常のルーティンでフルスローすることが可能だという。各チームは、今のカーに肩の制限はないと把握している。

カーと兄デビッドは、自分たちのポッドキャスト“Home Grown(ホーム・グロウン)“の中で、レイダースへの復帰について何度もジョークを飛ばしてきた。2024年にセインツでデレックと共に戦った攻撃コーディネーター(OC)であり、現在はシーホークスOCのクリント・クビアックが、スーパーボウル後にレイダースのヘッドコーチ職を受けると報じられてからは特にそうだ。しかし、レイダースは4月に行われるNFLドラフトの全体1位指名権を有しており、インディアナ大学のQBフェルナンド・メンドーサを指名すると見られている。

カーが積極的にNFL復帰を目指している兆候はない。家族と共に過ごし、さまざまなプロジェクトに取り組む時間を楽しんでいるようだ。とは言え、自分に関心が持たれていることはもちろん承知しており、情報筋の見方では、適切な状況とコーチングスタッフが整えば、カーがフィールドに立つ可能制はあるという。

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