ニュース

ベンガルズがフランチャイズタグを使用せず、DEヘンドリックソンがフリーエージェントに

2026年03月04日(水) 11:21

シンシナティ・ベンガルズのトレイ・ヘンドリックソン【NFL】

ディフェンシブエンド(DE)トレイ・ヘンドリックソンがフリーエージェント(FA)市場へと向かう。

シンシナティ・ベンガルズは、プロボウル選出4回を誇るエッジラッシャーにフランチャイズタグを使用しない決断を下した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地3日(火)に報じている。2026年のタグが適用された場合、ヘンドリックソンの年俸は単年で2,443万4,000ドル(38億5,202万円)となるはずだった。

東部時間16時の期限を過ぎた後、ヘンドリックソンは自身の『Instagram(インスタグラム)』に声明を投稿し、ベンガルズの組織とシンシナティの街に感謝を述べ、5シーズンを過ごしたフランチャイズに別れを告げている。

「この5年間は大きな勝利と厳しい敗北に満ちていた」とヘンドリックソンはつづった。

「個人的な功績もあれば、謙虚に向き合うべき逆境もあった。シンシナティ・ベンガルズのロゴを背負い、それを支える歴史を称えてきたことを、これまでも、そしてこれからも誇りに思う」

「シンシナティはホームだ。今も、これからもずっと」

ベンガルズのこの決断は、実質的にヘンドリックソンとチームとの間で数年間にわたって繰り広げられた波乱に満ちた(そして一部の関係者にとっては疲弊を伴う)日々に終止符を打つものだ。両者は、長期の延長契約を巡る訴えやトレード志願、その許可、そして最終的には短期的な解決策への合意でようやく決着した膠着状態など、泥沼化した契約紛争の渦中にあった。ヘンドリックソンの修正された単年契約が数日後に期限を迎える中、ベンガルズ側には2024年のオールプロ選出者をチームに留めておく意思はあまりないようだ。

ヘンドリックソンは2023年と2024年に2シーズン連続でサック17.5回を記録し、31歳の誕生日を控えたキャリアの重要な局面で自らの価値を高めた。昨年のオフシーズンには長期にわたる紛争が解決して開幕を迎えたものの、12月上旬にシーズン絶望となるコアマッスルの負傷に見舞われ、結果、2025年シーズンの出場試合数は2018年以来となる1桁の試合7回に終わった。

31歳となったヘンドリックソンにとって、現在は高額契約を手にするおそらく最後のチャンスだ。2021年以来、初めてフリーエージェント市場に足を踏み入れる彼は、エッジラッシュのアップグレードを必要とする多くのチームから歓迎されることになるだろう。

【R】