長年パッカーズの社長兼CEOを務めたボブ・ハーランが逝去、享年89
2026年03月06日(金) 11:43
グリーンベイ・パッカーズが、名誉会長のボブ・ハーランが短い闘病の末に現地5日(木)に亡くなったと発表した。享年89。
ハーランは1981年から1986年までパッカーズのコーポレートジェネラルマネジャーを務めた後、会長兼社長兼CEOに就任。2008年1月に引退するまで、チームの最高責任者を務め続けた。
ハーランは1990年代にパッカーズが再び脚光を浴びるうえで重要な役割を果たし、ヘッドコーチ(HC)マイク・ホルムグレンとクオーターバック(QB)ブレット・ファーブが率いる中で第31回スーパーボウル制覇を果たしたこともその功績の1つだ。また、2003年シーズンに向けたランボー・フィールドの2億9,500万ドル(約464億6,648万円)規模の再開発でも指導的な役割を果たした。
パッカーズの会長兼CEOエド・ポリシーは木曜日に発表した声明で「パッカーズファミリーはボブ・ハーランの訃報に接し、悲しみに包まれています」と述べている。
「ボブはフランチャイズに変革的な影響を与えた先見の明のあるリーダーでした。フィールドでの運命を好転させるためのロン・ウルフの抜擢から、ランボー・フィールドの再開発に注いだたゆまぬ努力に至るまで、ボブは在任中にパッカーズを競争力のあるチームへと復活させ、私たちの唯一無二で貴重なNFLの旗艦フランチャイズが、世代を超えた持続的成功の基盤を確かなものにするのに貢献しました」
「妻のマデリンさんとハーラン家の皆さまに、心よりお悔やみ申し上げます」
NFLコミッショナーのロジャー・グッデルもハーランの訃報に関する声明を発表し、次のように述べた。
「NFLファミリー全体が長年グリーンベイ・パッカーズのCEOを務めたボブ・ハーランの逝去を悼んでいます。ボブはパッカーズの卓越した伝統を復活させ、スーパーボウル制覇を果たすとともに、ランボー・フィールドを今日の象徴的な会場へと生まれ変わらせました」
「また、彼はリーグ全体にも多大な貢献をし、大小を問わずすべての都市が成功できるよう尽力しました。ボブは1971年にグリーンベイに移って以来、一度もその地を離れることなく、愛するコミュニティで半世紀以上を過ごしました」
「私たちは彼の家族と世界中のパッカーズファンに思いを寄せています」
1971年にパッカーズに加わったハーランは、周囲から愛される存在となった。メディア関係者やパッカーズ関係者、例えば現ジェネラルマネジャー(GM)ブライアン・グーテクンスト、会長兼CEOとしてハーランの後継者となったマーク・マーフィー、さらにホルムグレンやマイク・マッカーシー、ファーブ、アーロン・ロジャースといった元コーチや元選手から追悼の言葉が多く寄せられたことがそれを物語っている。
マッカーシーは「ボブ・ハーランはグリーンベイ・パッカーズが体現する定義そのものです。何十年にもわたる成功の礎は、まさに彼の足元――そして心の中にあります」とコメントした。
ハーランの印象的な采配として挙げられるのは、プロフットボールの殿堂入りを果たした幹部ロン・ウルフを雇い、後にジェネラルマネジャーのテッド・トンプソンを起用したことだろう。トンプソンはロジャースをドラフトで指名した人物だ。
ロジャースは声明で「ボブはグリーンベイ・パッカーズの精神を体現し、NFLで最も偉大なフランチャイズを率いることを心から愛していました。彼の優しい心、機転の利いた発言、確かな手腕は、パッカーズ関係者の記憶に永遠に刻まれるでしょう」と述べている。
ハーランはパッカーズに加わる前に、母校のマーケット大学やMLBのセントルイス・カージナルスでも働いており、パッカーズの殿堂とウィスコンシン州スポーツの殿堂に名を連ねている。
2008年から亡くなるまで、ハーランはチームの名誉会長を務めていた。
パッカーズによると、葬儀の詳細は未定だという。
【RA】



































