カーディナルスが正式にQBマレーを放出、移籍先の最有力候補はバイキングス
2026年03月12日(木) 08:38
現地11日(水)、アリゾナ・カーディナルスが新リーグイヤーの開始に合わせて正式にクオーターバック(QB)カイラー・マレーを放出した。マレーの獲得を検討しているチームの中で、ある1チームが最有力候補となっているようだ。
かつてドラフト全体1位指名を受けたマレーを獲得する有力候補はミネソタ・バイキングスだと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じた。
マレーは時間をかけて慎重に選択肢を検討するとみられ、水曜日の時点で契約が成立する見込みはないが、バイキングスがマレーの獲得競争で勝つと予想されていると、ラポポートとペリセロはつけ加えている。
カーディナルスは3月3日、新リーグイヤーの開始時に放出する意向をマレー本人に伝えた。これにより、2019年ドラフト全体1位で指名した際に始まったオクラホマ大学出身のマレーとの関係に終止符が打たれることになった。
カーディナルスのジェネラルマネジャー(GM)モンティ・オッセンフォートは水曜日に発表した声明で「本日、新リーグイヤーが始まり各種取引が正式に成立したことを受け、カイラーがこの7年間で組織のためにしてくれたすべてのことに感謝を伝えたい。フィールド内外での彼の貢献に深く感謝しており、今後の成功を心から祈っている」と述べている。
現在28歳のマレーは波乱に満ちた7シーズンで出場した87試合でパス成功率67.1%、2万0,460パスヤード、タッチダウン121回に対してインターセプト60回、パサーレーティング92.2を記録。さらに、ランでも3,193ヤード、タッチダウン32回をマークした。マレーは2021年にカーディナルスをプレーオフ進出に導いたが、最終的に第56回スーパーボウル王者となったロサンゼルス・ラムズに34対11で敗れた試合では、パス34回中19回成功で137ヤード、インターセプト2回という成績にとどまった。
マレーの退団は2025年シーズン中に現実味を帯び、カーディナルスはこのシーズンにマレーが長期的な投資に値する選手だと証明することを求めているように見えた。しかし、マレーはシーズン序盤から苦戦しただけでなく、足の負傷で離脱を余儀なくされて5試合の出場にとどまり、故障者リザーブ(IR)入りしたままカーディナルスでのキャリアを終えることになった。
新たなコーチ陣が指揮を執る中、カーディナルスはマレーなしで前進することを選択。マレーは間違いなく、クオーターバックを必要としている複数のチームから関心を寄せられるだろう。
マレーが水曜日に放出されたことで、ドラフト全体1位指名を受けたクオーターバックが30歳のシーズン以降も指名チームに残らないという連続記録が7人に伸びた。
【RA】



































