49ersが2026年ドラフト3巡目指名権と引き換えにカウボーイズDTオデギズーワを獲得
2026年03月12日(木) 10:15
ダラス・カウボーイズはオフシーズン序盤からトレードを活発に行なっている。ただし、今回は2人の守備選手をダラスから送り出すことになった。
現地11日(水)、サンフランシスコ・49ersが2026年ドラフト3巡目(全体92位)指名権と引き換えに、カウボーイズからディフェンシブタックル(DT)オーサ・オデギズーワを獲得すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、トム・ペリセロ、ジェーン・スレイターが報じた。
ラポポート、ペリセロ、そして同じくNFLネットワークのマイク・ガラフォロはその直後に、カウボーイズがディフェンシブエンド(DE)ソロモン・トーマスを手放す見返りとしてテネシー・タイタンズから2026年ドラフト7巡目指名権を獲得するとも報道。トーマスはこのトレードでかつての指導者であるロバート・サラーと再会する。
その後、カウボーイズは2つのトレードを正式に発表した。
先日、パスラッシャーのラシャン・ゲイリーを獲得するトレードが成立したことで、数カ月前までNFLの中でも特に精彩を欠いていたカウボーイズ守備陣のフロントは大きく様変わりしている。
トーマスのトレードにより、カウボーイズは75万ドル(約1億1,915万円)のデッドキャップを抱える一方で247万ドル(約3億9,240万円)のキャップスペースを確保する見込みだ。一方、オデギズーワのトレードはキャップ上で約1,600万ドル(約25億4,187万円)の節約につながるとペリセロがつけ加えている。
現在30歳のトーマスは2017年、サラーが守備コーディネーター(DC)を務めていた49ersでキャリアをスタートさせた。2人は2021年シーズンを別のチームで過ごした後、2022年にニューヨーク・ジェッツで合流し、そこからサラーが2024年シーズン途中にヘッドコーチの任を解かれるまで、2年以上にわたって再びタッグを組んでいた。
オデギズーワは今回トレードされる2選手の中でより注目度の高い選手だ。27歳という年齢でまだ全盛期にあり、カウボーイズでは84試合に出場(うち76試合に先発)してタックル216回、サック17回を記録している。
今回の展開はカウボーイズにとってもオデギズーワにとってもやや唐突なものだと言えよう。オデギズーワは昨年3月に4年8,000万ドル(約127億1,500万円)の契約延長に合意。スレーターによると、この契約ではワシントン・コマンダースと契約した場合よりも少ない金額を受け取ることになっていたという。しかし、カウボーイズはその後に大きく様変わりした。
カウボーイズはその契約延長から約半年後に実施したトレードで、ラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズを手放してDTケニー・クラークを獲得。さらに、昨シーズンのトレード期限直前にも貴重なドラフト指名権の一部を使ってDTクイネン・ウィリアムスを手に入れた。クラークとウィリアムスはどちらも契約延長が見込まれており、フリーエージェント(FA)のオティト・オグボニアの加入もあってDT陣は過密状態となっている。
カウボーイズが新たに見出した層の厚さと柔軟性が49ersに利益をもたらした。
昨シーズンにサック数(20回)でリーグ最下位に沈んだ49ersは、身長約188cm、体重約127kgのオデギズーワを獲得することでインテリアパスラッシュを強化する。5シーズンでクオーターバック(QB)ヒット81回という実績は、オデギズーワの脅威ぶりを物語っている。
DEニック・ボサや2025年ドラフト1巡目指名を受けたDEマイケル・ウィリアムズがケガから復帰すると見込まれる中、新守備コーディネーター(DC)ラヒーム・モリスは前線で起用できるプレーメーカーを豊富に抱えることになるだろう。
2026年ドラフト4巡目指名権を4つ(全体127位、133位、138位、139位)を保有している49ersは、希望すれば4月のドラフトで3巡目指名権を得るための十分な材料を持っている状態だ。
【RA】



































