新契約については“待機状態”のカウボーイズKオーブリー
2026年03月13日(金) 15:01
ヒューストン・テキサンズのキッカー(K)ケイミ・フェアバリンは今オフシーズンに2年1,300万ドル(約20億7,217万円)の契約に合意し、全キッカーの中でトップの報酬を得る立場となった。しかし、ダラス・カウボーイズが動きを鈍らせない限り、フェアバリンがその座を長く維持することはないだろう。
Kブランドン・オーブリーはいずれ市場を塗り替える可能性があるものの、カウボーイズはオーブリーに制限付きフリーエージェントのテンダー――暫定576万7,000ドル(約9億1,925万円)の2巡目テンダー――を提示したため、契約を急ぐ必要はない。現地11日(水)に行われたアーリントン・グランプリのイベントで、オーブリーはカウボーイズがフリーエージェント(FA)対応を進める中で自身は“待機状態”だと語った。
チーム公式サイトによると、オーブリーは「制限付きという条件がある以上、自分でコントロールできることじゃないんだ。もちろん、ダラスは俺のホームだ。これからもそうであってほしいから、長期契約を結べたらうれしい。とにかく腰を据えて話し合う必要がある」と話したという。
制限付きとされているオーブリーは、現時点で自身の契約が優先事項ではないことを理解している。
「今のカウボーイズには未確定要素がたくさんある。制限付きじゃない選手たちの整理をまず進めなきゃいけない。制限付きだと動きが格段に難しくなるからね。つまり、彼らはまず優先度の高い問題を片付け、状況が落ち着いたら、改めて俺と話し合うことになるだろう」
オーブリーは最高額の報酬を得ることを狙っている。センター(C)として破格の契約を結んだタイラー・リンダーバウムほど大きく金額を引き上げるとは考えにくいが、フェアバリンの年平均額650万ドル(約10億3,608万円)をわずかに上回る程度にとどまったとしたら、それは予想外だと言えよう。
フェアバリンの新契約がオーブリーにとって有利に働くことはない。2人は成績にそれほど大きな差がないため、カウボーイズは契約金額を抑えようとする際に必ずその点を強調するだろう。しかし、キャリア最高のシーズンを終えたばかりのフェアバリンは、オーブリーのように60ヤード以上のロングキックを常に求められるわけではない。とはいえ、オーブリーは同ポジションの選手が高額契約を結ぶこと自体が勝利と捉えている。
「それはいつだってポジティブなことだ」とコメントしたオーブリーは「市場が全体的に上がれば、どのキッカーも稼げるようになる。誰かが新たに記録的な契約を結べば、それに続いて契約する選手の金額も上がる。新人であれ、誰であれ、新たな契約を結ぶ選手の金額が上がるんだ」と続けた。
チームロゴのスターが描かれているAT&Tスタジアム中央部分からカウボーイズを得点圏内に押し上げる強力なキック力を持つNFL屈指のキッカーは、すでに高額報酬が見込まれている。
【RA】



































