ニュース

“カーブボール”のようなTEバワーズとのプレーを熱望するレイダースQBカズンズ

2026年04月09日(木) 15:17

カーク・カズンズ【AP Photo/Mike Stewar】

仮に、ドラフト全体1位指名候補のクオーターバック(QB)フェルナンド・メンドーサを抑え、新加入のカーク・カズンズがラスベガス・レイダースの先発としてシーズンをスタートさせることになれば、それはスタータイトエンド(TE)ブロック・バワーズにとって確かな追い風となるだろう。

ワシントン・コマンダース時代にまで遡ると、カズンズは複数のタイトエンドを起用する戦略で卓越した手腕を発揮しており、移籍先のどこであってもこのポジションから生産性を引き出してきた。コマンダースではジョーダン・リードとバーノン・デービス、ミネソタ・バイキングスではカイル・ルドルフやT.J.ホッケンソン、アーブ・スミスを活躍させている。アトランタ・ファルコンズでシーズン終盤に先発を務めた昨年も、カイル・ピッツの能力を最大限に引き出す一助となった。

バワーズの才能は、その全員を凌駕している。

カズンズはチームのアンバー・セオハリスとのインタビューで、バワーズについて「彼はフットボール界で最高のタイトエンドかもしれないと思っている」と語った。

「今年の秋にそれを現実にできればと願っている。このチームの他の素晴らしい選手たちと同様に、彼を健康な状態に保つのが第一だが、彼がいればいろいろな選手構成を使い分けることができる。守備陣を攻める上で、すごくクリエイティブになれるはずだ」

「これまでも才能あるタイトエンドとのプレーを心から楽しんできた。ディフェンスにとって、彼らは予測不能なカーブボールのような存在だからだ。ブロックは、俺がこれまで共にプレーしてきた中でも最高級のカーブボールになってくれると期待している。彼をどう活用できるか、そして一緒にフィールドに立つのが待ちきれない。たとえ守備がついていない練習であっても、彼のような選手が仕事に取り組む姿を見るのは刺激的だと思う」

バワーズはルーキーイヤーに、1年目のタイトエンドとして歴代最多記録となるキャッチ112回、1,194ヤードをマークした。昨シーズン、マッチアップの脅威であるバワーズは負傷の影響で出場が12試合にとどまったものの、キャッチ64回、680ヤード、タッチダウン7回を記録。出場試合数が少なかったにもかかわらず、各カテゴリーでタイトエンドの上位10位以内(キャッチ数で9位、ヤード数で8位、TD数で5位)に入っている。

ヘッドコーチ(HC)クリント・クビアックのシステムにおいて、中心となる司令塔がカズンズであろうとメンドーサであろうと、バワーズはフットボール界最高のタイトエンドへと続く階段を上り続けるはずだ。

【R】