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ドラフト指名権が5つしかない状況について語るファルコンズGMカニンガム

2026年04月08日(水) 09:10

イアン・カニンガム【Cooper Neill via AP】

アトランタ・ファルコンズの前首脳陣は現在の体制に課題を残した。2018年シーズン以降にプレーオフ進出を果たせていないチームを立て直すことを目指す中、ファルコンズはわずか5つの指名権しか持たない状態で2026年NFLドラフトに臨もうとしている。

新ジェネラルマネジャー(GM)イアン・カニンガムはこの状況について不満を漏らしていないものの、機会があればドラフト指名権を増やしたいと考えているようだ。

チーム公式サイトによると、カニンガムGMは「私たちはドラフト指名権が5つしかないという前提で臨まなければならない。それが最悪のシナリオだ。結果的に指名権が5つしかないとなれば、それはそれで受け入れる。すでに指名権を増やすためのさまざまな方法を検討しているが、うまくいかなければそれまでだ」と述べたという。

ファルコンズは現在、ドラフト2巡目、3巡目、4巡目、6巡目、7巡目の指名権を保有している。アトランタは補償指名権を一切受け取っていない。

前首脳陣は昨年、ディフェンシブエンド(DE)ジェームズ・ピアースJr.を指名する権利を得るために今年のドラフト1巡目指名権をロサンゼルス・ラムズにトレードした。ピアースJr.は最近、3つの重罪と1つの軽罪で起訴されている。さらに、前首脳陣は昨年にセーフティ(S)ゼイビア・ワッツを指名するため、ドラフト5巡目指名権をフィラデルフィア・イーグルスにトレードした。また、先月にSシドニー・ブラウンを獲得するためのトレードを行った結果、4巡目と6巡目の指名順位も下がっている。

ドラフト指名権の不足により、カニンガムGM率いるフロント陣はフリーエージェント(FA)で積極的に動き、特に第2波、第3波で新たに17人の選手を獲得した。その大半は控え選手やローテーション要員であり、ドラフトで補強できない部分を補うための動きとなっている。

「それが私たちに与えられた状況だ。ただ、今後に向けてより多くの機会を作り出し、より多く打席に立つための方法を模索していくつもりだ」とカニンガムGMはコメントした。

カニンガムGMが過去を変えることはできない。カニンガムGMはドラフト指名権が枯渇している状況を承知の上でアトランタに加わった。ドラフト中に指名順位を下げてより多くの指名権を獲得できる機会があれば、迷わずそのチャンスに飛びつくだろう。そして、将来的には指名権が5つにとどまるような状況を避け、フリーエージェントではなくドラフトを通じてチームを構築していきたいと考えている。

ファルコンズのフリーエージェントでの動きについて「今後はそういう状況に陥りたくない」と語ったカニンガムGMは「いずれはドラフト指名選手で補強したいが、今年はこのやり方で臨まざるを得なかった」と続けた。

【RA】