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バッカニアーズQBメイフィールドの昨季の苦戦はケガが原因とラボンテ・デービッドが指摘

2026年04月07日(火) 09:55

タンパベイ・バッカニアーズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Chris O'Meara, File】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドは2025年シーズン序盤にMVP級の活躍を見せていたが、シーズン中盤に大きく失速。そのまま制御不能に陥り、開幕から5勝1敗と好スタートを切ったチームも、8勝9敗でシーズンを終えた。

最近引退を表明したラインバッカー(LB)ラボンテ・デービッドはポッドキャスト『The Arena(ジ・アリーナ)』に出演し、メイフィールドがどれほどの痛みを抱えながらプレーしていたかを明らかにした。

デービッドは「言っておくが、ベイカーは多くの問題を抱えていた」と話し、こう続けている。

「クオーターバックがプレーを続けられるとは思えないようなケガをいくつも抱えていた。斜筋のケガ、肩のケガだけじゃなく、足首や膝など、本当にたくさんの問題を抱えていたんだ。シーズンが終わった今だから話せるけど、彼はそうした多くの問題を抱えながら必死に頑張り、チームが必要とする選手になろうと努力していた。正直、彼はほとんどの場面で自分の役割を果たしていた」

メイフィールドは2025年シーズン序盤に目覚ましいスタートを切り、チームを次々と鮮烈な勝利に導いたことでMVP候補と目されるようになった。特に印象的だったのはシーズン第5週で、最終的にスーパーボウル王者となったシアトル・シーホークス相手にパス33回中29回成功、379ヤード、タッチダウン2回を記録し、勝利を収めている。しかし、シーズン第7週に臨んだデトロイト・ライオンズ戦で4回のサックを喫して敗れた後は本来の調子を取り戻せず、そこからチームの負傷者も増え始めた。

30歳のメイフィールドはシーズン第12週に大敗したロサンゼルス・ラムズ戦で、非投球側の肩の負傷により試合の後半を欠場したものの、それ以外は2025年シーズンにおけるチームのパスをすべて担った。

デービッドは、バッカニアーズ攻撃陣がシーズン終盤に不振に陥ったのは、スターワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスを含む複数の主力選手が欠場し、若手選手に重要な役割を任せざるを得なくなったことと、メイフィールドが負傷によってシーズン序盤の成功を支えていた即興的なプレーを発揮できなくなったことが原因だと考えている。

「マイク(エバンス)とクリス(ゴッドウィン)という2人のトップターゲットを欠き、ルーキーばかりを起用していた」とデービッドは振り返った。

「エメカ(エブカ)もいたし、彼は堅実なシーズンを送っていたけど、第1のターゲットとして注目され、徹底的にマークされる立場になった。そういう状況への対処法を彼は知らなかったんだと思う。テズ・ジョンソンもいたし、J-Mac(ジェイレン・マクミラン)もケガから復帰したけど、主力が欠けていた。それに、オフェンシブラインでも負傷者が相次いでいた。オフェンシブラインはシーズンを通して入れ替わりが激しく、彼にとってそういう状況に対処するのは大変だったはずだ」

「ベイカーを責めるべきじゃないと思う。これまで何年も絶好調だったし、シーズン序盤も圧倒的なプレーを見せていた。最終的にスーパーボウルを制したチーム相手に38得点も挙げたんだ。チームの不振をベイクのせいにすることは絶対にない」

メイフィールドは2024年にバッカニアーズと結んだ3年1億ドル(約159億7,695万円)の契約の最終年を迎えている。比較的低い報酬でプレーしてきたメイフィールドは昇給が見込まれており、年平均5,000万ドル(約79億8,848万円)級の契約を手に入れる可能性もある。問題は、バッカニアーズがデービッドと同様に、2025年シーズンの苦戦がケガによる一時的なものに過ぎず、将来の結果を示す兆候ではないと考えるかどうかだ。

【RA】