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49ers、ジェッツ戦はQBキャパニックを先発起用
2016年12月07日(水) 09:29現在までわずか1勝のサンフランシスコ・49ersは結局、先発クオーターバック(QB)をコリン・キャパニックに戻すようだ。
『CSN Bay Area(CSNベイエリア)』のマット・マイオッコによると、49ersの攻撃コーディネーター(OC)カーティス・モドキンスは現地6日(火)、キャパニックが今週末のニューヨーク・ジェッツ戦に先発出場すると明言したようだ。
キャパニックが先週末のシカゴ・ベアーズ戦で見せたパフォーマンスは、歴史的に見てもかなりひどいものだった。雪の降る中、かつてスーパーボウルの先発出場も果たしたキャパニックは5回のパス中1回の成功でわずか4ヤード。見かねたヘッドコーチ(HC)チップ・ケリーがすぐさまキャパニックを引きずり下ろし、バックアップのブレイン・ギャバートを起用した。この試合5度ものサックを浴び、キャパニックは1970年に1度記録されて以来初めてとなる、1試合の中でパスヤード数よりもテイクダウン数の多いQBという不名誉な記録を打ち立ててしまった。
OCモドキンスはシカゴ・ベアーズに大敗を喫する前、キャパニックのパフォーマンスに関連して「われわれ攻撃陣はうまくやっているし、やっていることは間違っていない」と語っている。
49ersは今週末、マンデーナイトフットボールでインディアナポリス・コルツに全く歯が立たなかったニューヨーク・ジェッツとの勝負に挑む。おそらく49ersの今回の決断は、少しでも勝つ確率を上げるためには正しい判断だと言えよう。