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Cポジションへの対処法を「模索しているところだ」と語るレイブンズGMデコスタ

2026年05月01日(金) 09:12

ボルティモア・レイブンズのエリック・デコスタ【AP Photo/Nick Wass】

フリーエージェント(FA)期間とドラフトは終了したが、タイラー・リンダーバウムを失ったボルティモア・レイブンズは依然としてセンター(C)ポジションの問題を解決する方法を見つけられていない。これはオフェンスの中央における大きな穴となっている。

現地4月29日(水)、レイブンズのジェネラルマネジャー(GM)エリック・デコスタは『WBAL Radio(WBALラジオ)』に対し、ドラフトでセンターを指名することを目指していたが、指名のタイミングが合わず確保できなかったと明かした。

「もちろん、現時点でセンターというポジションは流動的な状態となっている」と述べたデコスタGMはこう続けている。

「それにどう対処するかを模索しているところだ。ドラフトでは対処できなかった。気に入っていたセンターが何人かいたが、指名順が思い通りにいかなかった」

「幸いにも時間はある。試合が始まるのは9月だから、それまでにセンターポジションの問題に対処する機会はあるはずだ。フリーエージェントやトレード、その他の手段も含め、できることはいろいろあるだろう。先週末はうまくいかなかったが、このポジションを補うために検討できるトレードや他の選択肢はあると思っている」

現時点でレイブンズが選択肢として擁している選手は、コーリー・ブロック、ダニー・ピンター、ジョボーン・グウィンだ。2024年にドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りしたブロックは、キャリア通算で13回のオフェンシブスナップに参加し、そのうち3回でセンターを務めた経験を持つ。インディアナポリス・コルツで単発的に先発を務めていたピンターは、2025年シーズンの1試合を含め、6年間で10試合に先発したことがある選手だ。一方、2023年ドラフト7巡目でアトランタ・ファルコンズに指名されたグウィンは先発を務めた経験がない。

ブロックやピンターが先発Cの座を勝ち取る可能性について質問されたデコスタGMは、次のように答えている。

「まあ、現時点では間違いなくあると言える。ダニーは実戦経験のある選手だ。昨季は3試合か4試合に先発していたと思う。もちろん、うちにはコーリー・ブロックもいるし、グウィンという若手も有望だと思っている。計画を立てるつもりだ。デクラン(ドイル、攻撃コーディネーター/OC)とオフェンシブラインコーチのドウェイン・レッドフォードには絶大な信頼を寄せている。彼らの自信が私の安心につながっている。今後の展開が楽しみだ」

「すでに言った通り、選手探しは続いている。スカウト担当者は選手を見つけ、才能を見極めるうえで素晴らしい仕事をしている。今後も市場にいる選手を評価し続けていくし、9月を迎える頃には最高のチームを整えられると確信している」

現時点では、リンダーバウム並みの活躍をする選手が現れるのを期待するのは現実的ではないと言えよう。デコスタGMは今シーズンに向けて、形だけでも代役となり得る選手が転がり込んでくることを期待しているにすぎない。市場に残っているフリーエージェントは限られている。とはいえ、キャンプ中に先発争いに敗れたベテラン選手が獲得可能になる可能性はあり、例えばシカゴ・ベアーズでドラフト2巡目指名を受けた新人Cローガン・ジョーンズがギャレット・ブラッドベリーを明らかに上回る活躍を見せた場合などが考えられる。

いずれにせよ、選択肢が限られていることから、デコスタGMは新たなコーチ陣がうまく形にしてくれることに期待している。

【RA】