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バイキングスがWRジャワン・ジェニングスと約13億円の1年契約に合意

2026年05月08日(金) 11:33

サンフランシスコ・49ersのジャワン・ジェニングス【AP Photo/Godofredo A. Vasquez】

ワイドレシーバー(WR)ジャワン・ジェニングスは昨季にキャリア最多となる9回のタッチダウンレシーブを記録したにもかかわらず、すぐにフリーエージェント(FA)の状態から抜け出すことができなかった。

現地7日(木)、かつてサンフランシスコ・49ersに所属していたジェニングスがついに新天地を見つけ、ミネソタ・バイキングスと1年800万ドル(約12億5,530万円)の契約に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報道。この契約はインセンティブによって最大1,300万ドル(約20億3,987万円)に達する可能性がある。

その後、バイキングスがジェニングスとの契約合意を正式に発表した。

ジェニングスは強力なレシーバー陣をさらに強化する存在となる。バイキングスはすでにWRジャスティン・ジェファーソンやWRジョーダン・アディソン、タイトエンド(TE)T.J.ホッケンソンといった選手を擁しているものの、WRジェイレン・ネイラーがラスベガス・レイダースと契約したことで、新たなレシーバーの補強が急務となっていた。

カイラー・マレーとJ.J.マッカーシーのどちらが先発クオーターバック(QB)を務めることになっても、豊富なターゲットがそろった状態となっている。

バイキングスはジェニングスの加入により、ケガを抱えながらもプレーを続けるタフさと、物議を醸す手法で相手を挑発する能力を持つレシーバーを手に入れた。

昨季に49ersがカロライナ・パンサーズを20対9で下した試合で、ジェニングスはセーフティ(S)トレボン・モーリグからローブローを食らった報復として、モーリグを2回殴った。その1週間後、49ersがクリーブランド・ブラウンズを下した試合の後には、当時ブラウンズに所属していたディフェンシブラインマン(DL)シェルビー・ハリスがジェニングスを猛烈に批判し、ジェニングスが対戦相手に対して行ってきた発言に言及しつつ、モーリグが下半身を殴った理由がよく分かったと話している。

対戦相手からは嫌われ、チームメイトからは慕われる選手として知られるジェニングスだが、その振る舞いはここ2年間の素晴らしい活躍にやや影を落としていると言えよう。

49ersのWR陣で負傷者が相次ぐ中、ジェニングスは直近の2シーズンでチームの主力WRとしてレシーブ132回、1,618ヤード、タッチダウン15回を記録してきた。

WRブランドン・アイユークやWRリッキー・ピアソル、TEジョージ・キトルが負傷で戦線離脱を余儀なくされていた一方で、ジェニングスは数々のケガを抱えながらも出場を続け、2024年シーズンと2025年シーズンにはレギュラーシーズンの34試合中30試合に出場している。

2024年にはレシーブ77回、975ヤードを記録し、それまでのキャリアハイ(レシーブ35回、416ヤード)を大きく上回った。昨季には9回のタッチダウンを記録したものの、ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーが真の主力選手として活躍した影響もあり、ジェニングスの成績はレシーブ55回で643ヤードとやや低下している。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントトップ101のリストで42位に位置づけられていたジェニングスは、FA市場に残っている選手の中でトップクラスの有力選手と以前から評価されていた。

長い待機期間は終わり、ジェニングスはツインシティーズへ向かおうとしている。

【RA】