自身の延長契約とオフシーズンの補強を経て「さらなる飛躍」への準備は万端とジェッツRBホール
2026年05月13日(水) 11:38
つい先日まで、ランニングバック(RB)ブリース・ホールのジェッツにおける将来は危ぶまれていた。しかし長期契約にサインした今、ホールはニューヨークでの最高の時はこれから訪れると信じている。
現地12日(火)、数日前に延長契約を結んだことを受けてメディアの取材に応じたホールは、ジェッツがトレードでクオーターバック(QB)ジーノ・スミスを獲得し、さらにドラフト指名で有能な新人選手を加えたことが、フランチャイズの方向性について知るべきことのすべてを物語っていると述べた。
「ジーノのような実績のあるベテランを迎え入れ、さらに優秀な選手たちをドラフトで指名したという事実だけで、ここで本気で何かを築き上げようとしているんだと分かった」とホールは語った。
「これからのチーム作りに俺が必要だと考えていることを示し、伝えてくれたのは、間違いなく大きな価値があることだった。だから、ここにいられることを本当にうれしく思っている」
昨秋、ホールの名はトレード候補として浮上していた。ジェッツは最終的にコーナーバック(CB)ソース・ガードナーをインディアナポリス・コルツへ、ディフェンシブタックル(DT)クイネン・ウィリアムスをダラス・カウボーイズへと放出した一方で、ホールは残留。その結果、ホールはチームにおける自らの立ち位置に疑問を抱くことになった。特にチームからフランチャイズタグを提示された後は、何を期待されているのか分からない状態でオフシーズンに入ったという。
「正直言って、残留するという心境ではなかった。ただ、置かれた場所でやるべきことをやるだけだと思っていた」とホールは振り返る。
「だから、その時いた場所でオフシーズンのトレーニングに励んでいたし、毎日そのことだけに集中していた。なるようにしかならないと思っていた」
「幸運にも、そしてありがたいことに合意に達することができた。それまではどうなるか全く予想がつかない、成り行きに身を任せるしかない状況だった」
3年4,575万ドル(約75億2,635万円)の延長契約を手にしたホールは、セイクワン・バークリーとクリスチャン・マカフリーに次ぐ、リーグで3番目に高額な報酬を受け取るランニングバックとなった。安定した成績を残した4シーズンを経て、ホールはより強力になった周囲の援軍が、自らの生産性を新たな年俸に見合うレベルまで押し上げてくれることを期待している。
「必ずしも理想的な環境ではない中で、コンスタントにリーグのトップ10に入り続けてきたランニングバックは俺だけだと思っている」とホールは言う。
「ヘッドコーチのアーロン・グレンとジェネラルマネジャーのダレン・ムージーが新しいメンバーをそろえ、周囲のチーム作りを進めてくれたことで、俺が自分らしく、そしてさらに飛躍できる状況が整ったと感じている」
「神の加護があり、健康を維持してすべてが計画通りに進めば、間違いなくキャリア最高のシーズンになるはずだ」
ホールはこれまでのジェッツでの時間を「ジェットコースター」のようだったと表現したが、これからも「毎日仕事に励み、自分を見失わず、チームメイトへの愛と彼らのためにプレーする姿勢を」全試合で見せ続けるつもりだという。
ホールはワイドレシーバー(WR)ギャレット・ウィルソンとともに、4シーズン連続で2ケタ敗戦を喫するという苦難の時代を耐え抜いてきた。しかし、ジェッツが誇る2人の中心的なオフェンス選手がそれぞれ延長契約を結んだ今、自らの価値を証明する絶好の機会が訪れたとホールは感じている。
「俺たちが長期にわたってここに留まり、良い時も悪い時も、悲惨な時も、そしてポジティブな時もすべてを共にする覚悟があることは誰もが分かっているはずだ」とホールは語った。
「だから、俺もG(ウィルソン)も、自分たちがどういう選手で、一貫して何ができるのかを証明したくてたまらないんだ。ようやくその準備が整い、コーチたちも余計なプレッシャーから俺たちを解放して、自分らしくプレーできる状況を作ってくれていると感じている」
【R】



































