OLBボン・ミラーのデンバー復帰は「誰もが喜ぶ」とブロンコスLBボニート
2026年05月15日(金) 14:06
アウトサイドラインバッカー(OLB)ボン・ミラーは今オフシーズン、自身の殿堂入り級のキャリアが始まった場所であるデンバーへの復帰を望んでいることを明らかにした。ブロンコスの選手たちも、レジェンドの帰還を歓迎するだろう。
現地13日(水)、ラインバッカー(LB)ニック・ボニートはチャリティイベントの会場で、「誰もが喜ぶはずだ」と『DNVR』のザック・スティーブンスら記者団に語った。
「ファンだけでなく、選手も。彼はここデンバーでとにかく愛されている。俺個人としても、今まで見てきた中で一番好きな選手だ。彼と同じチームにいられるだけでも素晴らしいことだよ」
2011年ドラフト全体2位指名のミラーは、ブロンコスで過ごした11年の間に守備部門年間最優秀新人賞受賞、オールプロのファーストチーム選出4回、プロボウル選出8回を達成。さらに、2015年シーズンにはチームのロンバルディトロフィー獲得をけん引し、スーパーボウルMVPにも輝いている。
2021年シーズン途中にブロンコスからロサンゼルス・ラムズへトレードされたミラーは、2022年にバッファロー・ビルズへと移籍したが、負傷によりシーズンを途中で離脱。それ以来、本来の姿を完全には取り戻せていない。それでも、37歳のミラーは2025年にワシントン・コマンダースでローテーションのエッジラッシャーとしてサック9回を記録し、衰えは見えつつも、まだ戦力として通用することを証明している。
ファンや選手たちが再会を望むのは当然だ。しかし焦点は、ブロンコスのフロントオフィスやコーチ陣がミラーを戦力として評価するかどうかだ。ボニートとディフェンシブエンド(DE)ジョナサン・クーパーが主力である現状では、スナップ数にはそれほど余裕がない。チームは、エッジにいるDEクエ・ロビンソンのような若手の出番を確保する目的もあり、2024年ドラフト3巡目指名のDEジョナ・エリスをすでにインサイドラインバッカー(ILB)へと転向させている。ここにさらなるベテランを加えることは、その育成計画を停滞させかねない。
エリスの外側から内側へのコンバートについて問われたボニートは、プロ3年目のエリスがこれまでのセットですでにそのポジションの経験があり、カバー能力も示していると述べ、懸念を一蹴した。
「試合をしっかり見ていれば、第3ダウンの多くで彼がすでにインサイドのバックとして配置されていたことに気づくはずだ」とボニートは言う。
「彼のためのパッケージはいくつも用意されていた。カバーに回れば、チームで最高のカバー能力を発揮してくれる。そのパッケージの中でも、後方に下がったり、ランニングバック(RB)にプレッシャーをかけたりと、とにかく多彩な役割をこなせるんだ。もちろん、新しいポジションを学ぶ上でまだやるべきことはあるけど、彼の才能には何の疑いも持っていない。チームで最も才能のある選手の一人だ」
戦力図の上では、現在のブロンコスにキャリア16年目のミラーのようなベテランが必要なわけではない。だが、再会の余地は残されている。それほどコストがかからないのであればなおさらだ。ローテーションを組むエッジラッシャーは常に必要とされるものであり、特にシーズンの終盤戦になればその重要性は増す。たった一人の負傷が、計画を大きく狂わせることも多々ある。
ドラフトが終わったいま、ミラーは7月のトレーニングキャンプを前に新天地を見つけるかもしれない。あるいは、ベテランの契約保証が切れるレギュラーシーズン第1週を過ぎるまで待つか可能性もある。スーパーボウルを狙えるチームに負傷者が出るのを待ち、再び優勝リングを目指して動き出すことも考えられる。
【R】



































