A.J.グリーンの試合復帰も目と鼻の先だ。

シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ（HC）マービン・ルイスは現地12日（月）、プロボウル出場経験のあるワイドレシーバー（WR）グリーンが水曜日の練習に参加する見込みだと明かした。地元紙『the Cincinnati Enquirer（ザ・シンシナティ・エンクワイヤラー）』を通して、ルイスはグリーンの今後の見通しについて“ある程度明るい”と表現した。

第11週にバッファロー・ビルズと対戦した試合でハムストリングを負傷したグリーンは、それ以降の3試合に欠場している。練習復帰が試合復帰に向けての第一歩となるのはもちろんのことだ。現在5勝7敗1分けでAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区3位のベンガルズは、一刻も早いグリーンの復帰を待ち望む。

6年連続のシーズン1,000レシーブヤードまで残り36ヤードとしているグリーン。新人から6年連続で1,000レシーブヤードを達成するのはNFL史でもランディ・モスに次いで2人目となる記録だ。

クオーターバック（QB）のアンディ・ダルトンはグリーン不在の間も奮闘。フィラデルフィア・イーグルス、クリーブランド・ブラウンズ戦に勝利した試合でダルトンはパス成功率72％、合計4タッチダウン、インターセプトなしの優秀な成績を収めている。

今週末のベンガルズはホームでピッツバーグ・スティーラーズと、クリスマスイブにはアウェーでヒューストン・テキサンズと、そして、今季レギュラーシーズンの最終戦はホームでボルティモア・レイブンズと対戦する。