カーディナルスがQBジャコビー・ブリセットをレイブンズにトレードへ
2026年11月05日(木) 09:46
NFLチームが予測通りの動きを見せることがある。
ボルティモア・レイブンズがアリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットを獲得するトレードの最終調整に入っている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートと『ESPN』のアダム・シェフターが現地4日(水)に報じた。この取引は週末までに完了する見込みだ。
取引の条件は報じられておらず、カーディナルスのヘッドコーチ(HC)マイク・ラフルアーも詳細に触れること、また、トレードを認めることを控えている。
カーディナルスの公式サイトに寄稿する記者であるダレン・アーバンが伝えたところによれば、ラフルアーHCは「進行中のプロセスを尊重し、その成り行きを見守りたい」と話し、“今後数日”ですべてが決着するとの見方を示した。
ブリセットは先週日曜日にカーディナルスがダラス・カウボーイズに逆転勝利した試合の途中でベンチに下げられ、月曜日になって3番手QBに降格されている。
ブリセットが先発を外されたこと、また、ラマー・ジャクソンとタイラー・ハントリーを負傷で失っているレイブンズが今週にクオーターバックを強く必要としていたことから、この動きが起こるのは明白だった。必要性のみならず、ブリセットはレイブンズのQBコーチであるイスラエル・ウールフォークと再会することにもなる。ブリセットは昨季のアリゾナと2022年のクリーブランドで、ウールフォークと共に仕事をしていた。その連係の経験は、ベテランQBがすぐに混戦の中に飛び込む助けになるだろう。
ガードナー・ミンシューを先発に、カーソン・ベックをバックアップに指名したアリゾナにとって、ブリセットを放出することは理にかなっていた。いずれはベックが先発の役割を担うことになる。ブリセットをトレードすることで、カーディナルスは今オフシーズンに再契約していたブリセットへのサラリーの負担も軽減することができる。
レイブンズが現地木曜日に組まれているジャクソンビル・ジャガーズ戦前にブリセットを獲得することはない。しかし、シーズン第10週のマンデーナイトフットボールでロサンゼルス・チャージャーズと対戦する試合では、ブリセットが先発することが予想される。ジャガーズとのサーズデーナイトフットボールにはドラフト外ルーキーのジョー・ファニャーノが先発することになっている。
レイブンズはブリセットにとってキャリア7つ目のチームになると同時に、7年目で7つ目の異なる所属先でもある。ジャーニーマンであるブリセットは、いかにオフェンスを立ち上げ、動かしていくかを知っている。アリゾナでは狙いの外れたパスが攻撃陣をむしばみ、マイク・ラフルアーHCのスキームにも最適な選手には見えなかった。しかし、プロとしてやってきたブリセットであれば、少なくともレイブンズで攻撃を機能させ、ボールを配分する役割を果たすことはできるはずだ。
3連敗という状況でサーズデーナイト戦に臨むレイブンズは、ブリセットの加入によって厳しいプレーオフ争いで浮上することに期待している。4勝4敗のレイブンズは地区最下位、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で10位という状況だ。
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