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【2016年シーズン】第15週サタデーナイトフットボールの見どころ

2016年12月17日(土) 10:30

マイアミ・ドルフィンズ【Al Messerschmidt via AP】

2016年レギュラーシーズンは第15週と第16週にサタデーナイトフットボールが組まれている。

現地17日(土)にはニューヨーク・ジェッツがニュージャージー州イーストラザフォードにある本拠地メットライフ・スタジアムにマイアミ・ドルフィンズを迎え入れ、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区所属チーム同士が対決する。

第14週のサンフランシスコ・49ers戦でチームを逆転勝利に導いた2年目クオーターバック(QB)ブライス・ペティ率いるジェッツは、ドルフィンズとの過去4試合のうち3試合を制しているが、今季第9週で対戦した際はドルフィンズが27対23で勝利を手にした。

極寒の敵地に乗り込むドルフィンズはここまで8勝5敗と、ポストシーズン進出の可能性を十分に残しているチーム。現在ワイルドカード枠に入っているデンバー・ブロンコス(8勝5敗)は、シーズン終盤に入って勢いを失いつつあり、ドルフィンズがブロンコスを抜いてプレーオフ出場を決めるためにも、このジェッツ戦は絶対に落とせない試合となる。

2008年シーズン以来、プレーオフから遠ざかるドルフィンズは第14週のアリゾナ・カーディナルズ戦で勝利したものの、試合後半にエースQBライアン・タネヒルが負傷退場を余儀なくされた。ケガはACL(前十字靭帯/じんたい)およびMCL(内側側副靱帯/ないそくそくふくじんたい)の捻挫(ねんざ)と診断され、当初の見立てよりも軽かったことからタネヒルがシーズン中に復帰できる可能性はまだ残されているが、ジェッツ戦では控えのベテランQBマット・ムーアが攻撃陣をけん引することになる。ムーアが先発で試合に出場するのは2011年以来だ。また、タネヒル離脱を受けて契約を結んだ元ヒューストン・テキサンズQBのT.J.イエーツがバックアップを務める。

攻撃陣の中心となるランニングバック(RB)ジェイ・アジャイやワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーを擁するドルフィンズのヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズがムーアと共にどのような攻撃を組み立てるのかに注目だ。