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ジャイアンツのトランシーバー使用に制裁

2016年12月21日(水) 11:02


ニューヨーク・ジャイアンツのベン・マカドゥー【AP Photo/Julio Cortez】

NFLがニューヨーク・ジャイアンツに対して15万ドル(約1,770万円)、ヘッドコーチ(HC)ベン・マカドゥーに対しては5万ドル(約590万円)の制裁金を科した。同チーム、および、同HCは第14週のダラス・カウボーイズ戦でリーグ規定に違反するトランシーバーを使用したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは報じている。

ジャイアンツが2017年ドラフトで4巡目指名権を全ての保障ドラフト指名後に回すことになったともラポポートは伝えている。

ワイドレシーバー(WR)ビクター・クルーズに対するパスがインターセプトに終わった第4クオーター、ドライブ中の5プレーでトランシーバーが使用されていたとラポポートが先週に報じた。情報伝達システムに不具合が生じたため、そのシステムを調整している間、マカドゥーにはトランシーバーが手渡されていた。

リーグは先週木曜日、この件は調査すべき事項であると判断。

NFLのスポークスマンは『NFL.com』に対して「リーグ規定はHCが試合中にそのような電子機器を使用することを禁じている。さもなければ、スイッチのオン、オフによってHCと選手間の情報交換が永続的に可能になってしまうからだ。コミュニケーションはプレー15秒か、ボールをスナップした段階で遮断されることが義務付けられている」と語った。

ラポポートは18日(日)に今回の件に関しては何らかの罰則が科されると報じていた。

ジャイアンツのHCとして初シーズンに挑んだマカドゥーは、2011年以来初めてのプレーオフ進出まであと1勝に迫っている。