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ビル・ベリチックが資格発生初年度での殿堂入りを逃したとの報道

2026年01月28日(水) 14:50

【NFL】

ヘッドコーチとして6度のスーパーボウルチャンピオンに輝いたビル・ベリチックが、資格が生じた初年度にプロフットボールの殿堂に投票で迎えられることはなかったと『ESPN』が伝えている。

現地27日(火)、ESPNは匿名の4つの情報筋の話として、報道陣と他の殿堂入りメンバーで構成される50名のパネルから、ベリチックが殿堂入りに必要な40票を獲得することはなかったと報じている。ESPNによれば、ベリチックは先週金曜日に殿堂側からその知らせを受けていたという。

殿堂が『NFL Media(NFLメディア)』に寄せた声明では「プロフットボールの殿堂が選考委員会の投票についてコメントすることはなく、2月5日にサンフランシスコで実施する“NFL Honors(NFLオナーズ)”での発表を待つ」と述べられていた。

ベリチックが殿堂入りを逃したとのニュースには大きな批判が集まり、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズはソーシャルメディアに「勝機とは思えない・・・なんでこんなことになるのか理解できない」と投稿している。

殿堂入りしたヘッドコーチであるジミー・ジョンソンも『X』への投稿でこのニュースに不満を示した。

「こんなことは“間違っている”。勝利数“歴代”2位・・・スーパーボウルは誰よりも勝っていて、地区優勝は想像できないくらい果たしているのに・・・心が狭く嫉妬深い投票者が多い」

ベリチックは2000年にニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチに就任し、2001年から2018年の18年間でチームを6度のスーパーボウル優勝と、それ以外に3回のタイトル戦出場に導いた。ニューイングランドおよびクリーブランドでのレギュラーシーズンとプレーオフで333勝という記録は、ドン・シュラの347回に次ぐ歴代2位。AP通信NFL年間最優秀コーチ賞は3回受けている。

ベリチックはまた、ペイトリオッツの指揮を執る以前にリーグトップクラスの守備アシスタントとして活躍しており、ニューヨーク・ジャイアンツの守備コーディネーター(DC)として2度、スーパーボウル優勝を果たしている。

一方で、ベリチックのキャリアには傷もあった。2007年シーズンに“スパイゲート”と呼ばれるサイン盗撮のスキャンダルに関与し、試合中にニューヨーク・ジェッツの守備サインを撮影したとして50万ドルの罰金を科された。

ベリチックのペイトリオッツ時代は2023年に幕を閉じた。今はノースカロライナ大学のコーチとして初年度を終えたばかりだ。

ベリチックはコーチ、貢献者、最後にプレーしたのが2000年以前であるシニアプレーヤーから選ばれた5名の候補者のうちの1人だった。ペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフトが貢献者からのファイナリストであり、選手からはロジャー・クレイグ、ケン・アンダーソン、L.C.グリーンウッドがファイナリストに名を連ねている。

彼らの中で1名から3名が殿堂に迎えられるのに加え、現代部門の選手は15名のファイナリストの中で3名から5名が殿堂の一員になる。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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