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レイダースQBカーが腓骨骨折、無期限欠場へ
2016年12月25日(日) 11:02スーパーボウル出場に向けて勢いづいていたオークランド・レイダースが、レギュラーシーズン終盤に来てMVP候補のスター選手であるチームリーダーを失った。
テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)マーカス・マリオタに腓骨骨折が発覚してからわずか数時間後、レイダースも同じような状況に直面している。
現地24日(土)、ホームでインディアナポリス・コルツ戦に挑んだレイダースは第4クオーターにQBデレック・カーが腓骨を骨折。ヘッドコーチ(HC)ジャック・デル・リオはカーが日曜日にも手術を受ける可能性が高いと明かしており、フィールドに戻ってくることはないだろうとも語った。
第1クオーター中盤から第3クオーター終盤にかけて、5回のドライブで連続タッチダウンを記録したオフェンス陣を率いていたカー。レイダースはすでにポストシーズンに進むことが決まっており、AFC西地区のタイトルに加えて、来週の最終戦でニューイングランド・ペイトリオッツがマイアミ・ドルフィンズに敗れれば、ファーストラウンドバイ(プレーオフ1回戦免除)、さらに第1シード獲得の可能性もあった。
コルツのアウトサイドラインバッカー(OLB)トレント・コールに足元を狙われたカーは相当に痛んだのか顔を歪めて起き上がれず。チームスタッフに支えられてフィールドを後にした。