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ブラウンズ、ようやく1勝で歓喜の涙

2016年12月26日(月) 00:23

クリーブランド・ブラウンズのジョージ・アトキンソン【AP Photo/Ron Schwane】

第16週に素晴らしいシーンを目撃することとなった。

現地24日(土)、クリーブランド・ブラウンズがサンディエゴ・チャージャーズを相手に20対17でようやく1勝を挙げ、2008年のデトロイト・ライオンズ以来となる0勝16敗の仲間入りを免れることになった。ブラウンズにとってこれはスーパーボウル出場に等しいとスタープレーヤーのジョー・トーマスは表現し、この4カ月、苦労を味わってきたチームのロッカールームは当然ながら歓喜に沸いた。涙を拭うトーマスの姿が胸を打つ。

「“この1勝はみんなのものだ” エモーショナルなヒュー・ジャクソンの勝利のスピーチ #SDvsCLE」

ブラウンズのファンにしてみれば、これでドラフト全体1位指名権をサンフランシスコ・49ersに譲ってしまう可能性があるとハラハラしているかもしれない――勝利によって何かを失うというのもブラウンズにとっては皮肉な話だ――だが、彼らのこの喜びようを見ていると、それもまたよしと言えよう。とはいえ、49ersは同日に行われたロサンゼルス・ラムズ戦で勝利しており、現時点で勝ち星はブラウンズよりもひとつ多い。