キャム・ニュートン、難病と闘う少年をサプライズ訪問
2016年12月30日(金) 00:37いろいろと心が荒んでいる方にはぜひ読み進めていただきたい。
タイラー・オースティン・デッカードくんは10歳の男の子。難病の進行性肺高血圧を患っている。彼の命を救うためには高度の医療処置が必要な心臓疾患だ。現地28日(水)に手術を控えた彼の元に、その前日、信じられないサプライズが届けられた。
「深刻な心臓病と闘う10歳の男の子、タイラー・デッカードくんのクリスマスの願いはキャム・ニュートン(カロライナ・パンサーズ)に会うことだった。今日、その夢が現実のものとなる」
For Taylor Deckard, a 10yo boy battling a severe heart condition, his Christmas wish was to meet @CameronNewton. Today his wish came true. pic.twitter.com/1MNmpdNLk4
— Auburn Tigers (@AuburnTigers) 2016年12月28日
デッカードくんを教える教師の一人、コートニー・クーパーさんはデッカードくんが大好きなNFLプレーヤーであるニュートンと何とか会わせてあげたいとソーシャルメディアを使ったキャンペーンを展開。
クーパー先生は『Facebook(フェイスブック)』を通して「感謝祭の直前にオーバーンのフットボールの試合を見に行ったのです。オースティンは少しおどおどしていました。そして、私に“キャム・ニュートンが誕生日パーティーに来てくれたらいいな”と言ってきたのです。オースティンがオーバーンの試合を見ることは決してなかったかもしれません。ですが、私はソーシャルメディアが物事の実現に一役買うことを知っていました。これをぜひ、ポジティブな形で生かし、あっという間に拡散させて、どうにかキャム・ニュートンから一言もらえないだろうかと、何とかこの小さな少年の願いをかなえてあげられないだろうかと思ったのです」と明かしている。
『Ledger-Enquirer(レッジャー・エンクワイアラー)』はニュートンのコメントとしてこう報じた。
「何度も何度も電話があって、君のことについて100件も電話がきたんだよ」
オースティンくんと彼のご家族にとって、最高のプレゼント――もちろん手術の成功と回復――よりひとつ小さな贈り物になっていることを願う。