チャージャーズRBゴードン、最終戦を欠場
2016年12月31日(土) 10:09サンディエゴ・チャージャーズのランニングバック(RB)メルビン・ゴードン自身はプレーしたがっているものの、残念ながら来季までその時を待たなければならない。
現地29日(木)に実施された練習にはニーブレースを装着して参加したものの、チームは1月1日に控えるカンザスシティ・チーフス戦に向けてゴードンを除外した。ゴードンは腰と膝のケガにより、過去2試合を欠場している。
今季、2年目のゴードンはラッシングで1,000ヤードにあと3ヤードと迫っており、最終週の試合で記録達成を目指していた。
ゴードンは木曜日、『San Diego Union-Tribune(サンディエゴ・ユニオン・トリビューン)』紙に「やり遂げたかった。これで終わりなんて」と語っている。
チャージャーズは先週、これまで白星と縁遠かったクリーブランド・ブラウンズに敗れた。その試合を見ていたゴードンはシーズンを締めくくるチャンスが欲しかったと主張する。
「(試合に)出られたら、精いっぱいを尽くすことはできる。少なくともトライはしないと。挑戦しないとダメだ」
シーズン最終戦ではプレーオフ進出を逃した大半のチームがスター選手を休ませることが常であり、チャージャーズとゴードンに関しても当てはまる。
ゴードン自身、第17週の試合に出場しても完璧な状態ではなかっただろうと認めているが、それでも、ここ数週間に比べれば「はるかに良い」状態だそうだ。
「試合に出て痛みが増すと思うなら出ない。自分の身体のことは誰よりもオレが知っている。だから、出られないときは自分で分かる。ケガをして痛みがあるときとは違うんだ」
「つまり、自分の頭の中で試合に出てプレーできると思うならプレーする。出てみて、自分に求められていることができず、チームに影響を与えていると感じたら、フィールドを出る」
それでも、シーズン最終週の試合でゴードンの状態を悪化させ、オフシーズンや来季の開幕にまで影響が出るような状況になれば、ヘッドコーチ(HC)のマイク・マッコイや首脳陣が批判の的になることも理解しているというゴードンはこう付け加えた。
「たぶん、(マッコイHC)も理解していると思う。だから、今はいろいろとためらうんだと思うけど、オレが行けると言っているなら行けるんだ。行かせてくれよ」