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【2016年第17週】ジャイアンツ勝利、敗戦のレッドスキンズはプレーオフ進出ならず

2017年01月02日(月) 10:34

ニューヨーク・ジャイアンツのイーライ・マニング【AP Photo/Mark Tenally】

現地1日(日)、NFC東地区3位でプレーオフ出場へ希望を残すワシントン・レッドスキンズがホームで同地区2位のニューヨーク・ジャイアンツと対戦した。ジャイアンツはすでにプレーオフ出場が決定しているものの、この試合でも主力選手を出場させている。後半に逆転のチャンスもあったレッドスキンズだが、勝負どころのターンオーバーが影響し、19対10で敗退した。

立ち上がりはジャイアンツのフィールドゴールによる先制点。次の攻撃ではクオーターバック(QB)イーライ・マニングからワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムへのパスで敵陣に攻め込み、ランニングバック(RB)ラシャード・ジェニングスがタッチダウンを決めて10対0とリードした。前半終了前にはレッドスキンズが57ヤードフィールドゴールに挑戦するが失敗。レッドスキンズは無得点のまま前半を終えている。

第3クオーターではジャイアンツが敵陣16ヤード地点で第4ダウン2ヤードのコンバートに挑戦するも成功せず。レッドスキンズはQBカーク・カズンズからWRピエール・ギャルソンへの49ヤードパスで一気にレッドゾーンまで攻め込むが、次のプレーでジャイアンツのコーナーバック(CB)ドミニク・ロジャース・クロマティーにインターセプトされてしまう。ジャイアンツのパント後、レッドスキンズは32ヤードフィールドゴールでようやく3点を返した。

第4クオーターではレッドスキンズがWRピエール・ギャルソンへのパスでゴール前へ。そこからタイトエンド(TE)ジョーダン・リードがタッチダウンし、10対10の同点に持ち込む。しかし、ジャイアンツはWRタバレス・キングへのパスで44ヤード進んだ後、40ヤードフィールドゴールを決めて再びリードを奪った。残り2分を切り、レッドスキンズは敵陣43ヤードまでボールを進め、フィールドゴール範囲内に入ろうとする次のプレーで、まさかのターンオーバー。CBドミニク・ロジャース・クロマティーが、2度目のインターセプトで試合を決定づけた。残り6秒ではQBカズンズからパスを受けたTEジョーダン・リードがファンブルを喫し、リカバーしたCBトレビン・ウェイドがそのままタッチダウンすると、2ポイントコンバージョンのフォーメーションでQBマニングがニーダウンして試合終了。19対10でジャイアンツが勝利を収めた。

QBイーライ・マニングは180ヤード。RBポール・パーキンスが102ヤードを記録している。

QBカーク・カズンズは287ヤード、1タッチダウン、2インターセプト。

レッドスキンズの敗戦により、最終週の最終戦でNFC北地区優勝を争うグリーンベイ・パッカーズとデトロイト・ライオンズのプレーオフ出場が確定した。レッドスキンズはNFC東地区3位8勝7敗1分でシーズンを終了している。

ジャイアンツは11勝5敗でNFC東地区2位。パッカーズ対ライオンズ戦の勝者とワイルドカードを戦うことになる。