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【2016年第17週】QBロジャース4TDでパッカーズがNFC北地区制覇

2017年01月02日(月) 14:43


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Paul Sancya】

現地1日(日)、レギュラーシーズン最後のサンデーナイトフットボールは、デトロイト・ライオンズがホームにグリーンベイ・パッカーズを迎え、NFC北地区首位を争うライバル同士が激突した。前半は互角の戦いだったが、後半はクオーターバック(QB)アーロン・ロジャース率いるパッカーズが隙のない攻撃で得点を重ね、31対24でライオンズに勝利している。

立ち上がりは両チームとも2回ずつパントを蹴った後、ライオンズがフィールドゴールのチャンスを得た。しかし、キッカー(K)マット・プラターが39ヤードフィールドゴールに失敗。次のドライブではパッカーズがフルバック(FB)アーロン・リップコウスキーへのパスでタッチダウンして先制点を挙げる。ライオンズもワイドレシーバー(WR)マービン・ジョーンズへの35ヤードパス、ランニングバック(RB)ザック・ゼナーのタッチダウンで同点に追いついた。ライオンズは次の攻撃でもWRゴールデン・テイトへのタッチダウンパスで追加点。パッカーズも前半終了間際にKメイソン・クロスビーの53ヤードフィールドゴールが決まり、14対10とライオンズがリードして前半を折り返した。

しかしながら、第3クオーター最初のドライブでパッカーズがWRデイバント・アダムスへのタッチダウンパスで逆転に成功する。その後は両チームとも守備陣が踏ん張り、オフェンスは敵陣に踏み込むことができない。

第4クオーター序盤ではパッカーズQBアーロン・ロジャースがWRヘロニモ・アリソンへ31ヤードパスを通した後、WRアリソンがタッチダウンパスもキャッチして再び得点。エキストラポイントは失敗するも、23対14とリードを広げた。ライオンズは54ヤードフィールドゴールを成功させて6点差に詰め寄ったが、パッカーズは次のドライブでWRデイバント・アダムスがタッチダウン。2ポイントコンバージョンも成功させて31対17と突き放した。ライオンズはQBマシュー・スタッフォードが連続でパスを決め、敵陣15ヤードまで攻め込んだものの、ゴールラインでストロングセーフティ(SS)マイカー・ハイドにパスをインターセプトされ、万事休す。残り13秒にはライオンズWRアンクワン・ボルディンがタッチダウンを決めるも、オンサイドキックはパッカーズがリカバーした。同地区1位争いは31対24でパッカーズに軍配が上がっている。

パッカーズQBロアーロン・ジャースは300ヤード、4タッチダウン。自らラッシュヤード42も記録した。コーナーバック(CB)クインテン・ロリンズは首のケガで病院に運ばれている。

ライオンズQBマシュー・スタッフォードは347ヤード、2タッチダウン、1インターセプト。

この試合の結果により、NFCワイルドカード戦はニューヨーク・ジャイアンツパッカーズ、ライオンズ対シアトル・シーホークスとなった。