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49ers、1年でHCケリーを解任

2017年01月02日(月) 14:05

サンフランシスコ・49ers時代のチップ・ケリー【Greg Trott via AP】

チーム史上最低の成績で2016年シーズンを終了させたサンフランシスコ・49ersは現地1日(日)、ヘッドコーチ(HC)チップ・ケリーとジェネラルマネジャー(GM)トレント・バルクを解任した。

フィラデルフィア・イーグルスのHCを解任されたケリーは昨年1月に49ersのHCに就任したばかりだった。ケリーは結局、チームを2勝14敗という散々な結果でその任務を終了した。

ケリーはオレゴン大学のHC時代、カレッジフットボール界で名声を高めたものの、NFLのHCとしては28勝35敗の成績で決して高い評価は受けられない。

2011年以降、GMとしてチームを運営してきたバルクは日曜日の午前中に、任を解かれたことを認めた。2012年度の第47回スーパーボウルに出場してから失敗の連続であったチームの軌道修正ができなかった責任を負った。

日曜午前、バルクは地元ラジオ番組『KNBR-AM』の中で、「驚くことではなかった。・・・とんでもなく良いシーズンだってあった。成功に満ちていた時もあった。残念ながら、ベイエリアにチャンピオンシップを持ち帰れなかったことは後悔している。われわれなら獲得できたと思うんだ」と語った。

49ersのCEO(最高経営責任者)であるジェド・ヨークも声明の中で、ケリーとバルクにチームへの貢献や働きへに対する感謝の意を述べている。

2017年、49ersは5シーズンで4人目のHCを迎えることなる。